でも、でも、足は臭い(爆)。
そんなお嘆きの貴兄に・・・w
って、菊正宗のCMのフレーズを
ご存知の貴兄も、ご存知ない貴兄も、こんにちは。
青空アロマテラピー!の 井上 ミウ です。
子どもって、汗っかきだし、学校でもずっと上履きだし
結構、足が蒸れちゃうんですよね。
だけど、あんまり変なもの使いたくないし、
市販の制汗剤の人工的な香りと
足の臭いが混ざった日にゃアナタ・・・(泣)。
それで、手作りでいこうと思って。
まず、ミョウバン水で試してみたんですね。
あ、ミョウバンっていうのは、一応説明いたしますと
漬け物の茄子の色を良くしたり、根菜のアク抜きや染色に使われたりするもの。
「焼きミョウバン」の名でスーパーで売っています。
乾物コーナーでよく見かけますねー。
主成分はアルミニウム。
Wikipediaによりますと
染色剤や防水剤、消火剤、皮なめし剤、沈殿剤などの用途があり、古代ローマ時代から使われてきた。上質の井戸がない場合、質の悪い水にミョウバンを入れて不純物を沈殿させて飲用に使うこともあった。また、腋の制汗・防臭剤としても使用されていた。天然のミョウバンは白礬(はくばん)とも呼ばれ、その収斂作用、殺菌作用から、洗眼、含嗽に用いられることがあった。
ということで、この制汗剤としての役割を期待しているわけです。
収れん作用で汗を抑え、
弱酸性であることから細菌の増殖を抑えるのだろうと
考えられています。
アルミニウムは金属ですから、
金属イオンの効果もあるんじゃないでしょうか?
銀+水で発生する銀イオン(Ag)が殺菌効果が高いのは有名ですし
キッチンの排水口のネットに10円玉を入れておくと
銅イオンの効果でヌメリがなくなります。
ン十年前wのドイツの女子更衣室では
みんな、水で濡らした「アルム石」で脇の下をこすっていましたw
まんまミョウバンのかたまりです。
・・・それでも動物園みたいな匂いしてましたけどね、更衣室。
あれは衝撃だったなあ(遠い目)。
話を戻しまして。
ミョウバン水のレシピ、書いときます。
まず、原液を作ります。
水道水・・・・・・・・・・・・・・・200ml
焼きミョウバン・・・・・・・・・・・・・5g
ペットボトルなどに入れ、シェイク。
溶けにくい場合は一晩くらい放置。
この原液を10倍に水で薄めて、スプレーボトルに入れ
汗の気になるところにシュッシュッとするわけです。
んーーー、でも、足って、すぐ歩きたいし
乾くの待って靴下はくって、朝はムリですよね。
それでパウダーならどうだ?ということで・・・
はい!作ってみましょう!制汗防臭パウダー!
レシピです。
コーンスターチ・・・・・・・・・大さじ2
クレイ(カオリン)・・・・・・・大さじ1
焼きミョウバン・・・・・・・・・大さじ1
クレイはつけ心地が「しとっ」とするので、
好みによってはクレイなしで、コーンスターチ大さじ3でもいいです。
小さじ1程度の重曹を入れるのもアリですが、
ちょっとざらついた肌触りになるかなぁ。
道具は
小ぶりのジャーに、大さじ、精油を混ぜたりするスプーン、
乳鉢なんかもあれば便利。
まず、
焼きミョウバンの粒子が粗い場合は、乳鉢で細かくしたり、
スプーンの背でゴリゴリして、なるべくサラサラな状態にします。
コーンスターチ、クレイを加えてまぜまぜ。
お好みの精油を加えて(精油レシピは後ほど)、
ジャーに移して、
今回は一晩干しておいたラベンダーとローズマリーの小枝を入れました。
こうすると、パフを一緒に入れても、パウダーまでワンクッションあるので
パフに付き過ぎるのを防ぎますし、香りもいいですからね~。
生よりも、ドライハーブの小枝にしてくださいね。
パウダーは湿気を嫌いますから。
もちろん、なくてもオッケーです。
ちなみにパフは、羊毛を刺繍糸で結んで作りましたよ。
さて、さて、精油です。
精油は全部で10滴。
消臭防菌収れん作用のある、
ティーツリー
ラベンダー
ペパーミント
ローズマリー
サイプレス などがオススメです。
今回は、朝使うことを考えて、目覚めの良い精油ということで
ローズマリー・・・・・・・・・・・3滴
ラベンダー・・・・・・・・・・・・3滴
ティーツリー・・・・・・・・・・・4滴
で作ってみました。
梅雨明けはいつかなぁ~。
ひとつずつ、夏の準備です。
これらご紹介するレシピは
パッチテストなど、様子をみながらご自分に合わせてお役立てくださいね。
一切の責任を負うものではありません。
少しでも異常を感じたら、水で洗い流し、必要な場合は医師の診断を仰いで下さい。