『大丈夫だよお母さん ―子どもと読める!お母さんの励まし本―』
「お母さん」の偉大さそして大切さ。
あらためて
気付かされる1冊でした。
三兄弟の育児真っ只中。
なかなか思うように家事が運ばなかったり、
子供たちと関われなかったり、
自分の時間が取れなかったり、
育児にも自分自身にも自信が持てない。
ある日。
寝ぐずる三男をおんぶしながら、
洗濯機から洗濯物を取り出していると、
「パシャ」という小さな音。
嫌な予感とともにバッと振り返ると、
うがい薬を上下にバシャバシャ楽しそうに振る次男。
洗面台から壁、床に到るまで
洗面所中に飛び散った無数の茶色いスジ。
長男を呼び、
「小さい弟がいるのに薬を片付けなかったこと」を叱る。
やらなければいけない大量の洗濯物干しや昼食の準備。
三男の授乳に加え、落ちにくそうな掃除が加わったことにより、
必要以上に大きな声で長男と次男を怒った。
洗面所の掃除をし終え、洗濯物を干そうとリビングを通ると、
長男が涙をこらえた顔で近づいてくる。
とても繊細なところがある。
さっきは感情に任せて怒ってしまったと、
私も反省し、抱きしめてフォロー。
「ドスン」
次男がベビーベッドから転落。頭から落ちたようだ。
大泣き。
かなり痛そうだ。大丈夫だろうか?。
長男と関わっていると、すぐに割って入る次男。
慌てて、私たちのそばに来ようとしたのではないか。
背中から下ろしていた三男も負けず泣き出す。
今度は次男を抱きかかえながら、
長男に声をかけつつ、
三男には授乳。
お乳をやり終えミルクを足そうとして、
哺乳瓶の消毒が終わっていなかったと気付き愕然。
手付かずの昼食の準備。
散らかり放題の部屋に、三人三様の泣き声が響き渡る。
元気なときなら、
どうってことないこと。
よくある日常の一コマ。
でも、疲れがたまっていたりすると
「あぁ、なんで私ばっかりこんなに大変」
と思ってしまう。
感情にまかせて怒ってしまったり、
要領よく家事と育児がこなせなかったり、
「まだまだ私はダメだな」と落ち込む。
そんな中、この本のタイトルに魅かれて読みました。
「癒し」を求めていたんだと思います。
子どもたちにとって、家族にとって
「お母さん」がどれほど大切か。
お母さんの「笑顔」や
お母さんの「手」が
どれだけ子どもの心を幸せにしたり、安らいだものにするのか。
読みながら、自分が小さかった頃を思い出していました。
頭を撫でてもらうのが大好きだったこと。
お母さんと一緒に笑うのが大好きだったこと。
お母さんが楽しそうにしていると、なんだか嬉しかったこと。
子育てに悩んでいるのは自分だけではない。
安心と反省。
あたりまえのことって実は難しい。
育児に疲れているとき、自信が持てない時、
読むととてもよい本だと思いました。
イラストがいっぱいで、文章は短いです(が、奥深い)。
時間がなくてもパラパラと読めます。
「笑顔のお母さん」を心掛けて、
今日も一日頑張ろう!
