【第155話】水中の鍵密室事件【名探偵コナン】 | 明鏡止水/コナンファンブログ

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なぜかこの事件、めっちゃよく覚えてます。
トリックが衝撃的だったのか……
 
ハムスター🐹を利用したトリックを考えたとき、真っ先に浮かびましたから←
 
 
さて本編。
 
小五郎が昔下宿していたアパートの大家のおばあさんから依頼を受け、駆けつける一行。
 
オンボロアパート……と思ったら、真新しいマンションになっていたため、すぐには気付けなかった小五郎。
 
儲かってまんなぁ
 
 
おばあさんの部屋でスイカを出してもらいながら、依頼内容を聞く。
 
同じマンションに住む、建築系の大学に通う孫のことで悩みがあるそう。
どうも悩みがあるようで塞ぎ込んでいる。
 
自分が聞いても話してくれないから、探偵である小五郎なら聞き出せるのでは?という話。
 
 
その孫が約束の時間になっても部屋にこない。
 
寝てるのかな?と思い部屋に行くと、鍵がかかっている。
大家権限で合鍵を使い部屋に入ると、部屋の壁の至るとこに赤いクレヨンでらくがきが。
 
ホラーでありがち。
パッと開けてこれだとちびりますわ。
 
 
部屋の中を探すと、浴室手首をカッターで切って亡くなっているお孫さんが。
 
すでになくなっていたが、諦めきれないおばあちゃん。
下の階に、孫の友人で医大生の子がいると聞いて呼びつける。
 
医大生は酒に酔って寝ていた。
部屋には沢山のカブトムシが飼育されていた。
 
 
密室なうえに、鍵はリビングの模型にはられた水の中。
 
合鍵の可能性はない。
玄関から糸を使って鍵を中に入れたか…
というのは小五郎も考えたようだけど、壁や柱に擦れた痕がない。
 
となるとやはり自殺…?
 
しかし部屋は浴室を含め真っ暗
「糸を使って鍵を中に入れていない」というのを証明するかのように、あちこちに落書きされているクレヨン。
わずかに開いた換気窓
 
そしてほのかに香る甘い匂い…
 
 
トリックを理解したコナンは…
 
今回まさかの、眠りの小五郎も使わず、ヒントを出す形式でもなく、ダイレクトにコナンが次々解いていく。
 
今回トリックの鍵になるのはカブトムシ。
 
トイレットペーパーをこよりにして、カブトムシに鍵を取り付ける。
 
水を張った模型にカブトムシのメスの匂いをつけておき、カブトムシを誘導。
こよりに水がつけば自然と鍵が落ち、
少し窓を開けておけば、マンションの外にある誘蛾灯に向かって飛んでいく。
 
この時、部屋にあった蜂蜜入りのジュースの容器をきれいに洗った。
カブトムシがそちらに誘導されることを防ぐため。
その痕跡が持っていたハンカチに残っていた。
 
 
それを指摘され自供。
 
医大生の立場を利用し睡眠薬を横領し金儲けをしていたが、お孫さんはそのことを思い悩んでいた。
 
お孫さんは足を洗おうとしていたが、このことがバレると自分の身も破滅。
口封じに消したのだった。
 
身勝手なうえに大胆な犯行…
 
いや、案外虫なら、プログラム通りというか、狙って行動を誘導することができる…?
いや、トリックの根幹をゆだねるのもどうなんだろうか…
 
まぁ探偵が来ると知って焦っての犯行でもあるようだし…
糸で鍵を運ぶトリックなら自分にも可能であるから、クレヨンで落書きして、その線を消しておくのは賢い判断?だったのかもしれない。
 
悩みがあることは周知のことのようだし、錯乱していたようにも見せられるし。
 
 
このトリックかめちゃくちゃインパクトあって覚えてたんですが、まさかコナンがいきなり実演し、犯人の証拠であるハンカチも指摘するとは。
 
もはや隠れる気がない…!
 
エピローグで「小五郎の推理を近くで聞いてるから!」と言い訳してるけど、いつもの「あれれー?おかしいぞー?」って感じじゃなく、ガチトーンに近いような。
 
逆に斬新な解決法かもしれません。
 
また、小五郎が推理する側ではない分、おばあちゃん想いなところや、犯人に激怒するところなどはとてもシリアス。
 
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