さて解決篇。
火事は事故でもなく、麻美先輩の故意でもなかった。
犯人はプレイボーイ?疑惑だった沢井。
麻美を眠らせ、ろうそくに火をつけたケーキを椅子の上に置き、ファックスの下へ。
コンビニからファックスを送信し引火させたのだった。
でも殺す意思はなかった。そのため、麻美を燃えやすいソファーから床の真ん中に移動させていた。
動機はフラれた腹いせというか、フラれたことに納得がいかず、火事の中命からがら助け出し惚れさせようというサクセスストーリーを勝手に描いてやったこと。
胸糞ですね。
少しでも火の回りが早かったら
車がパンクしたり、渋滞にハマってしまったら
一歩間違えれば先輩の命が危なかった。
動機を聞いてコナン(小五郎)も激怒。
個人的なイメージで恐縮ですが、こういうゲームのように誰かの心を落とすこと、付き合うことがゴールになるとか、恋人をトロフィーのように考える奴は必ず浮気をする。釣った魚に餌をやらない。
その人が好きなのではなく、一般的に高い評価を受ける人物から認められた(と思われる)自分が好きなだけ。
プライドの高さは天下一品というのかな。
それで、フレらたら自分が否定された気になっちゃうんだよね。
コナン(小五郎)の言葉
「なぜ自分を高めて振り向かせようとしなかった!!」
先輩の言葉
「人の心をこじ開けようとしても開いてくれませんよ」
それな
コナン世界ではたまにあることだし、そのままストーカーやら殺意に向かう人も多いわけだけど。
勝手に危険な目にあわせておいて、勝手に助けてなんて、プラスになってませんからね。
マイナスをやっと0に、むしろ0に戻ることもないから。
新一の初恋の人…自分は勝てそうにないな…とジェラシー感じちゃってもおかしくない蘭ちゃん、命がけで先輩を守り、無事を祈っていた。
彼女の優しさがあふれている。
まぁ、もし本当だとしたら、新一の大切な人になるわけですからね。
先輩のためでもあり、新一のためでもあるのです。
自分をも省みないまっすぐさ。うんうん、惚れてまうわけやな工藤←
と、帰りがけ。
麻美先輩が打ち明け。
新一に惚れたのは麻美先輩の方だった。
新一の初恋の人ではなかった。
告白したところ、新一には気になる人がすでにいてフラれてしまったのだとか。
その気になる人というのが誰かというと…
全力で止めようとするコナンを園子が制止し、麻美先輩が語る。
その人は…気が強くて意地っ張りでそのくせ涙もろいみょーちくりんだそうで…
それって…!!
と思ったけど、蘭は「誰それ?」と
自分のことって、自分が一番気が付けないこと、ありますよね、きっと←
事件は比較的シンプルなトリック。
でも甘酸っぱい思い出の話でしたね。レモンパイ普段あまり食べないのだけど、食べたくなってきました。まさに青春の味という感じが。
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