『夏休みお出かけ企画④』は、≪大竹紙すき体験≫へ行きました!
今回のテーマは…
・伝統的な技法に触れ、自然栽培の原料ですいた和紙作りを通してものづくりと自然環境の大切さを学ぶ。
・自分ですいた和紙を活用し、ハガキを送る体験をする。
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事前学習では、以下の内容を子どもたちと話し合っています。(一部抜粋)
・大きな声で話さない、騒がない、周りの人に迷惑をかけない→静かに過ごす
・お店の人に「こんにちは」「お願いします」「ありがとうございました」など気持ちの良い挨拶をしましょう
・自分ばかりにならないように譲り合いながら順番で行いましょう
・道具を大切に使いましょう。
などなど・・・
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お店の方に挨拶をしていざ、体験スタート!
まずは、道具の説明とどんな工程で行うのかお手本をしていただきました。
話を聞くときは静かに説明を聞くことができました✨
ネリ(トロロ)を入れてとろみを出します。
子ども達は、真剣に観察しており「とろみが出てきたよ」「水の感じが変わった」など教えてくれました。
説明を聞き終わったらいざ自分達で体験してみます!
工程① 紙をすく
数回に分けて行い紙に厚さを出していきます。
この時のポイントは型を垂直にし、まっすぐに入れてすくう事!
まっすぐに入れないと紙が均一ではなくボコボコになってしまうそうです…
工程② 上から蓋をして紙を圧縮し形をつくる
工程③ 型を外して水気をなくす
ここでは水気を無くすために掃除機を改良した機械を使っていました。
子ども達はそれに興味津々!
「どうやって作ってるの?どう乾かすの?」など質問も満載!
工程④ 乾かす
鉄板に紙を張り付けローラでコロコロ~
ローラを使う事によって紙が均一に平たくなるそうです。
鉄板が熱くなっているので子どもたちも慎重に…
鉄板の熱で完全に水気をなくしていきます。
乾いたら完成!
乾くまでの間に紙すきスタッフの方が紙すきについて教えて下さいました📖
材料はなにか?
どの植物で出来ているか?
植物の名前は?
どの時期にできるのか?
とった植物はどうやって和紙になるのか?
などなど…
紙すきの原料は「コウゾ」と言う植物で作られているそうです!
外に生えているコウゾを見せて頂きました🍃
乾燥したコウゾ
和紙で作られた昔の書物
和紙で作られている物は今でもきれいに残されています。
「なんて書いてあるのかな?」
コウゾを使って作る和紙はすごく丈夫!
子ども達の力で破れるか挑戦させて頂きました。
子ども達から「固い、破れない」など色々な声が聞こえてきました。
紙すきについて勉強した後は少し休憩~🫧
水が冷たくて気持ち~
そろそろ乾いたかな
完成した和紙を受け取り
「ありがとうございました!」お礼を言ってあおぞらへ、
帰ってきたら自分たちで作った和紙を使って、おじいちゃん・おばあちゃんに残暑見舞いのはがきを書きました。
「いつもありがとう」「ずっと元気でいてね」など子ども達が自分で考えたメッセージやイラストを書いて送ります。
はじめて和紙に書いてみて「普通のより書きやすい」「ボコボコしている」等様々な発見が有りました。
次回は『夏休みお出かけ企画⑤』は、≪いきものふれあい学校≫へ行きたいと思います!
【お知らせ】
写真を加工せずお顔を出しているお子様は、保護者様の許可を頂いて掲載しております。加工の有無等、ご変更がある場合はスタッフにお伝えくださいますようお願い致します。