けさドデスカ!で『週休3日制』という休日の取り方を報じていた
現在、多くの企業で導入されている週休2日制
これだって導入前にはひと悶着あったもんである
週を6日働けば1日休めるという根本が覆されるのである
日本は祝日が多い(又は多くなった)
それでも米国に比べれば少ないという知識者もいるけれど
いまの日本を支えてきた高度成長期の労働者たちからすると
祝日の多さには呆れるという人もいる
祝日が日曜と重なると翌月曜が休みになる振替休日制度
祝日に挟まれる日を祝日扱いにする国民の休日制度
天皇陛下が即位するたびに増えていく天皇誕生日制度
退位された天皇陛下の誕生日が何らかの名称で祝日に残る制度など
きっと明治時代の人は休み過ぎと発するかもしれない
ドデスカ!では中部電力ミライズの週休3日制の取り方を報じていた
週休2日制で土日は休みになるを前提として
月~金のうち例えば水曜を休みにする場合
月火木金の各曜日に水曜分の労働時間を割り振って
給料を減らすことなく取得する提案が表されていた
まあ、(仮に)水曜を休みにするために各曜日定時以降も働くってこと
労働者側は一見給料が減ると勘違いしがちだけど
休みにする1日分を各曜日に働けば基本給は減らずに済むという考え
問題になるのが
週休3日制の3日め分の振替労働を残業ににするか否かである
企業側は休日にする分なんで残業扱いにしないというだろう
労働者側は労働基準法から残業にすべきともいうだろう
これは現行の労働基準法の改正が第1ではないだろうか
比べて
いまや新聞店でも配達員、とくに朝刊配達員に1休を取らせなさい、と
働き方改革が影響している
1週は7日
任意の新聞店の配達区が7区域であれば各曜日に1人の休みとなって
1区域の代配ですむのだが
配達員数が7人以上であれば複数区域の代配が生じる
おおよそ、その代配を代配要員だったり
店主や店主婦人たちが手分けをするワケである
代配要員や店主はバイク配達に長けてもいるが
店主婦人には慣れていない人もいて多くは配れないのが実情のようである
新聞配達業を長く勤めてきた私からすれば
何曜日でも休めるというのは嬉しく感じるが
新聞の発行がある以上は配るという体制の元で働いてきたことを踏まえて
週に1日の休みってどうだかとも思う
根本はメーカーである新聞社が毎日の発行を止めればいいだけなんだが
高齢者には新聞は毎日届くものと考える人もありで
そこの働き方改革というのは進まないものなのだろう