おはようございます。
フォトグラファーかずよんです。
一昨日は中3、受験生の娘の合格発表だった。
一年前、
中1、2年と担任であり吹奏楽部の顧問でもあった
先生が退職し、市内の私立高校の教師になり、
その先生が大好きで憧れていた娘は、
退職の報告を聞いた日に泣きながら帰ってきて
「先生がいる私立高校に行く」
そう決めたのだった。
そして、その一年越しの希望が叶った。
諦めずによくがんばったね。
私立単願なら、娘の学力があれば問題ないのだが、3年生のクラス替えが娘にとっては厳しいものだったらしい。
「もはや、不登校になるレベル」と言うぐらい。(笑)
それでも希望の高校へ行くためには
不登校になるわけにもいかず…
途中、何度かくじけて
1週間休むこともあり、ヒヤヒヤしたものだ。
上の息子が中3の夏休み後から不登校だったので不登校は慣れていたし、不登校でも全然構わないのだが、そうなると「憧れの先生とまた一緒に吹奏楽をやりたい」という娘の夢を叶えるのは厳しくなる。
だからと言って、パワーを使いきり
学校に行けずにいる娘に
「学校に行ったほうがいいよ」なんてことは言えない。
そんなことはわたしに言われなくても
本人が百も承知のはずだから。
たとえもし希望の高校へ行けなくても必ず道はある。
今、がんばるもがんばらないも娘が決めること。
そうは思ってみても、
欠席が続くとザワザワした。
もう一度、
憧れの先生と一緒に音楽がしたいという
娘の気持ちに変わりはないらしい。
でも、今のクラスは辛いと悩んでいて
夢への想いがどんどん薄れかけていた。
どうしよう…
いくら親でもどうもしてあげられない。
でも
でも
でもーーー
娘のパワーが充電される方法はないものか
そうだ!
先生!
娘が憧れてやまない先生に相談してみよう!
と、現状をメールしたら
朝の忙しい時間にもかかわらず
すぐに返信をくださった。
そしてそれは娘宛へのメッセージだった。
自分の進路実現のために、苦しい勉強に立ち向かったり、難しい仲間づくりに挑戦したり、今度はチームとしてではなく、個人戦として受験に立ち向かわなければなりません。
でもその時に自分を支えるのは、3年間部活をがんばり通したという自信です。
受験に特別ありません。
やはり欠席はよくない。
行きたい高校にいけなくなったり、
入りたい部活に入れなくなったり、
3年間の楽しさを変えてしまうから、
今頑張らないと。
私は◯◯(娘)は根性があると思っています。
ここで踏ん張らないと
もう会えなくなっちゃう!
一緒に音楽できなくなっちゃう!
がんばれ◯◯(娘)!
メッセージをそのまま娘に送った。
娘は
このメッセージを携帯の待ち受けにして
この日から学校へ行った。
本当によくがんばったと思う。
やりたいこと叶えたい夢のためには
がんばることがあってもいい。
そして、先生には本当に本当に感謝でいっぱいだ。