温暖な静岡も今朝は冷え込んでいますね。



おはようございます。
フォトグラファーかずよんです。



昨日はお日様が暖かかったので
カメラを持って梅園までお散歩に出かけました。



満開にはまだ早いですが


花びらが風に舞って花吹雪のようでした。



わたしの実家の北海道では、花吹雪どころではなく、マジ吹雪みたいですが。(^^;;


日本も広いですね。





そんな花吹雪の中、梅を見上げるも

昨日はなんだか心が反応しない感じでした。



そんな時は案の定、シャッターを切っても
うまく撮れません。

写真を見てもなんか違う。




レンズを変えてみたり
近寄ったり
離れたり

石に乗ったり
しゃがんだりしてみたけれど

やっぱりなんか違う。




まあ、そんな日もあるかぁ…とあきらめて
帰ろうとしばらく歩いて



ふと振り返った瞬間、心が動いたのです。




目に飛び込んできた梅の花が燃えているようでした。



まるで命を燃やして咲き誇っているような力強さとエネルギーを感じて


気づけば夢中でシャッターを切っていました。







近くにいると気づかないことも

少し離れてみたら見えることもある。





そして、改めて

写真を撮るのは心だと感じるのです。




どんなにハイスペックなカメラを持っていても

どんなに優れたレンズを使っていても


美しい、と感じる心がなければ
美しさを撮ることはできない。



その景色を

その人を

その物を

美しいと思った人だけが
その美しさを表現できる。


カメラって
実は心を写す鏡、心の在り方次第だと改めて思うのでした。