ずいぶんお久しぶりになりました。

ここまでの私はというと…
専門家のサポートを受けながら息子と、そして自分と向き合ってきました。
とは言っても、息子の不登校が好転したわけではありません。
好転どころかその後、1日たりとも登校したことはありません…
中3の息子ですが、高校受験もしませんでした…

「オレ、今年は高校に行かない。来年、通信制の高校へ行く」

これが息子の出した答えです。
この言葉を聞いた時はやはり動揺しました…
どう受け止めたらいいのかと…


当初私は息子の進学に関して、

「公立高校にまだ行けるかな…」
から、
「私立高校単願ならまだ大丈夫かな…」
になり、
「もう私立高校も無理かぁ…
じゃあ、通信制とか単位制とかなら…」
と。

息子はこんな私の期待を次々と、そしてものの見事に打ち砕いてくれました。
そうまるで、私の、親の期待通りにはならないと息子が私を試しているかのようでした。

おかげで(笑)
私もだいぶ鍛えられたかもしれません。
今は息子の決断を尊重できるようになりました。
不安がないといえば嘘になりますが、私も少しは成長できたのでしょうかね…



早いもので
不登校になってから半年がすぎ
明後日は卒業式です。
卒業式にも行かないと言った息子ですが、
ここまで貫き通すと見事だと言いたくなりますね(笑)
息子も不登校から卒業です。

えっ?
高校に行かないんでしょうって?
家にいるんでしょうって?
なのに不登校卒業って?(笑)

これからは登校するべき『学校』がないわけですから、不『登校』にはなれません。
強いて言えば…
引きこもりとでも言うのでしょうかね…
ですが、
そんな『肩書き』はいりません(^^)
息子についた立派な肩書きは『私達家族の息子』です。




しばらくブログを書かなかった間のことを、これからまた少しづつでも綴っていけたらな、と思っています。



気づいたところ。
辛かったこと。
泣いたこと。
変わったところ。
変われないところ。

息子が一歩を踏み出すには
まだ時間が必要です。
私が変わるための時間が……