地震の起きたあの時間、各地の黙祷の映像をテレビで流しながら、一緒に黙祷しました。
ほとんど日常の戻った生活の中で、祈る事しか出来ないけど、せめて、せめて、記憶を出来るだけ風化させないように・・・・。
あの日の事を思い出すと、そして復興までの遠い道のりを思うと、まだいくらでも涙が出てきます。
あの大きな揺れの時、１３年を共にしている姉妹、まおさん と さくちゃん は まるで抱き合うように寄り添って固まっていました。
あの時は、とにかくニャンズを守る事しか考えられず、まずはこの二匹とキャリーを抱え、工務店さんから前もって教えてもらっていた、我が家の中では一番揺れに強い場所に連れて行きました。
次に捕まえたのは コタツから腰を抜かしたように這い出ていた海ちゃん。
すぐにお姉ちゃん達のいる場所に。
大変だったのは 月ちゃん
揺れだした途端に家中を走り回り始め、ひきつった恐怖の表情を浮かべて、立ち止まったと思ってはまた走り出し、捕まえようとする私の手をすり抜け、とにかく捕まらない捕まらない・・・・・
窓が開いてなくて 本当に良かった・・・・。
窓が開いてたら飛び出しただろうな、この子の場合・・・・・
最後は 月ちゃんなりの避難場所に固まったので、さっと押さえつけ捕まえました。
そして揺れがおさまる前になんとか４匹をキャリーに入れて、キャリーごと抱きしめて震えまくってました。
月ちゃん
は、あの後三週間もコタツから出てこなかったっけ・・・。コタツのすぐ脇にトイレを置くと、へっぴり腰で出てきて用を足してはサッとコタツに戻り、ご飯は私が缶詰を持ち込んで、指先にちょっとつけてあげるとぺろっと舐める程度の食事・・・。
うー・・・あの時の月ちゃん
の恐怖にひきつった表情は、今でも忘れられません。もう、あんな恐ろしい事は二度と起きませんように・・・・
そして、不幸にも飼い主さんと離れ離れになってしまった子たちが、みんな元の生活に戻れますように
記事の最後は 久しぶりに動画で
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