【絵のお話】祈りのともし火 | ゆきねこ日和

ゆきねこ日和

2023年1月現在、14歳三毛姉妹「月」「海」、16歳キジ白男子「ボン」、11歳サバ白女子「小桃」、8歳黒キジ男子「ナル」、16歳の白男子「しー太」。総勢6匹の猫たちと、うっすら絵描きの妻とその夫。ファミリーの賑やかで楽しい日々を綴ります。


月と海 ~4匹の三毛猫との創造的な生活~-ともしびラフ

(初期段階のラフから少し進んだ、制作途中の絵、 「ともしび」 です。

この絵は最初から最後までデジタルで描くつもりで描き始めました。

今更ながら、ラフを描く画材としてはデジタルは最適だなあ♪
(私にとって、ということです)

アクリル画も最初はデジタルで描く事にしちゃおう♪)



先ほど、大阪に住む叔父夫婦がそろって危篤との連絡がありました。

こういう時、私が祈る事はいつも同じ。

「魂が望む方向に導かれますように・・・。」

本人が 「生きたい」 と思うならそのように。

「逝きたい」 と思うならそのように、と。

そんな事を考えながら、まだまだラフの初期段階だった「ともしび」の絵を進めていたら、さっぱり表情が決まらなかった聖母の表情が決まりました♪

主線だけにすると、また雰囲気が変わると思いますが。


そういえば、絵を描き始めて間もなくの頃には、こういう 「祈りの絵」 ばかり描いていました。

あの頃は 「絶対的なヒーリング」 を模索していたんですよね。

それを表現するのに一番良いかと考え、キリスト教的なモチーフをよく描いていました。
(天使とかマリア様とか)

が、キリスト教に全く傾倒していない自分が描いていいものかと悩みまくりで、結構苦しくて。

そのうち、「人を癒したいと考える人の多くは、自分が一番癒されたいと思っている事に気付いていない」と言うような言葉に出会い、

「あ~。私もそうだわ。」

と気付き、同時にそれまで目指していた 「絶対的なヒーリング」 が机上の空論に過ぎないことに気付きました。

人それぞれ、答えは違うんですよね。

癒される対象だって違うんです。

それに気付いた瞬間、今までの天使系の絵が全く描けなくなりました。

今までは 「私の絵で癒されてください!!」 と、言うなれば上から目線だった事に気付きまして・・・・。

それでもその頃の絵を評価してくれている方々には申し訳ないけど、それは私が目指す 「ヒーリング」 の世界じゃないので、やっぱりもう描けない・・・。

・・・・・・などなど、いまだに暗中模索の試行錯誤。


ですが、去年のクリスマスの頃、「祈りのともし火」 の絵を自然に、描こうという気になりました。

「この子が幸せでありますように」

「この子を取り巻く世界がいつも平和で穏やかでありますように」

「この子の身の上に何も悪い事が起こりませんように」


クリスマスの空気に触発されてか、そんな思いが浮かんできまして。


月と海 ~4匹の三毛猫との創造的な生活~-110110私の事かしら?


海 : 私の事かしら?

ええ、そうだよラブラブ

君達の幸せが私の幸せさラブラブ


女性は 「聖母」 だし、猫とはいえ 「天使」 を描くつもりだし、モチーフだけなら以前の絵になりそうですが、さて、長い時間悩んだ成果が出るかどうか。

今週中には仕上げたいものですあせる


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