こんばんは。青山 新です。

今日は、尊敬する八代亜紀さんとの思い出、感謝の気持ちを綴らせていただきます。

原点は小学生のときです。テレビでみたコロッケさんのものまねをきっかけに八代さんの歌に興味を持ち、たくさんの楽曲を聴いているうち、いつしか大ファンになっていました。

その後、何度もコンサートに行きました。
手紙と花束をお渡しさせていただくと、優しい笑顔で「ありがとうね」と、歌手を志していることをお伝えしたら「頑張ってね。八代さん応援する」とステージで仰っていただきました。
どこまでも懐が深くて寛大な方だと、子供ながらに感じたのを覚えています。

あるコンサートでは、グッズ紹介のコーナーの中でティッシュポーチを客席の僕にくださったこともありました。



嬉しくて嬉しくて。僕の宝物です。


中学3年生のとき。高校受験で勉強漬けでストレスを感じる毎日でした。そんな中の一日だけ、八代さんのコンサートに行ける機会がありました。
トランペットのイントロから、舞台上手から八代さんが登場。その瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。その時の涙の理由はいまだに上手く説明できないのですが、幸せなステージが終演すると、「よし、明日から勉強頑張るぞ」と、強い気持ちになれた自分がいたんです。まさしく、八代さんの歌の力だと確信しました。受験の結果は、第一志望校に晴れて合格。これも八代さんのおかげです。
このとき僕は、八代さんのように人に勇気を与えられる、背中をポンと押してあげられる、そんな歌い手になるんだと、心に決めました。

夢が叶った19歳の演歌歌手デビュー。

あれはデビュー日の前日でした。
ラジオの生出演中、スタジオの外からガラス越しでお顔を覗かせてくださった八代さん。
このときが「青山 新」として初めてお会いする機会でした。

またある時は「もう一度逢いたい」をカバーさせていただく中「ご本人登場」のサプライズ。驚きと嬉しさといろいろな感情が入り混じり、収録中にもかかわらず大号泣してしまいました。
歌い終わったあとには「新」と書かれた書まで頂き、とても光栄でした。



この日のことも一生忘れません。


「愛の終着駅」をデュエットさせていただいたこともありました。
BS11『八代亜紀いい歌いい話』。幸せな時間でした。
実は、この番組の別の回で、偶然にもロケ中の八代さんにお会いするという、僕にとっては幸運な出来事もありました。勝手にご縁を感じて喜んだこと、懐かしい思い出です。

21歳の誕生日には、八代さんプロデュースのネックレスをプレゼントしていただきました。



更には、似顔絵まで描いてくださって。




本当に嬉し過ぎて、もう僕の語彙力では表現しきれません。

ハスキーなお声に惹かれますが、八代さんの歌を聴いていると不思議と心が落ち着きます。まるで、母親の子守唄のような、優しさで包まれる、そんな感覚。また、切ない女心を情熱的に歌われると、全身が痺れ、魂が揺さぶられる感覚に。
そういったところが八代さんの魅力だと思っています。

八代さんのいらっしゃる現場は、いつでも明るくて素敵な空間でした。優しく、誰に対してもあたたかく接するそのお姿に、歌手として、人として、尊敬の念は増すばかりでした。

苦しいとき、落ち込んだとき、何度も八代さんの歌に救われました。僕の人生には、いつも八代さんの歌がそばにありました。
いつか自分も、多くの方の気持ちに寄り添える、そんな歌い手になりたいです。




たくさんの思い出や貴重な経験、本当にありがとうございました。
大好きです。いつまでも大ファンです。
これからもずっと、八代亜紀さんは僕の憧れであり目標です。