もみじばふうの生命力 | 青山ねこ日記

もみじばふうの生命力

こんにちは、お花屋さんのたまです。黒猫


今日は久々に暖かな日です。


きっとたまの家では、今頃ジョジョとプリンが


心地よげにひなたぼっこをしているでしょう。いいな




外苑西通りは並木が片側だけです。

というのも、片側は青山墓地だから。


その片側だけの並木が

もみじばふうです。



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photo by iphon4


木の表面はごつごつしていて強面ですが


あちこちから枝が芽吹いています。


街路樹に使われる位ですから、きっと強い木なのですね。


硬そうな木の皮から、柔らかな黄緑色。

そのテクスチャーと色のコントラストに魅了されます。

あ~~、美しい。


そのもみじばふうですが、今日はすごい現場を発見しました。




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思わず息が止まり、止まってしまいました。



いつも歩道を走っていたので、気がつかなかったのですね。


樹液が血液のように流れ出しています。


それがたまの心に刺さります。



日本人は昔から、木には精霊が宿ると信じて来ました。


たまには木の声が聞こえるようでした。

生命力があるが故に、鋼鉄さえも包み込む。




本当はたまが考えてるよりずっと木にとっては

自然な行為なのかも知れません。


そして、木は悲鳴を上げていたのではなく


雄叫びを上げていたのかも。


自然のもつ寛容さと、強さをたたえて。