最初の1人は、いつも緊張する。
足が震えているのが分かる。
しかし、躊躇していてもしょうがないので、思いきって声をかける。
なんかしゃべっている事がめちゃくちゃだ。
全く相手にされず、撃沈、まあ当然だろう。
全身が震えていた。
2人、3人と続けて声をかけていくと、だんだん落ち着いてきた。
何人目かで、話を聞いてくれる女性が現れた。
これからイベントに行くらしい。
時間が無いので、とりあえず電話番号を交換する。
優しい人だ、たぶん二度と会えないだろうけど。
おかげで、声をかけるプレッシャーが少し軽くなった。
今まで、声をかけるので精いっぱいで、相手の反応が良く分からなかったが、
表情の変化を見る余裕ができた。
変化に合わせる余裕は、まだ無いけど。
その後も声をかけていると、白いコートの女性、
全くこっちを見ようともしない。
と思ったら、いきなり走って行ってしまった。
ほんの10秒くらいの出来事だった。
驚かせてごめん、そんなつもりじゃなかったけど。
でも、走って逃げられると自分もきつい。
ナンパはウザがられる事も多いけど、喜んでくれる女性も多いのも事実。
緊張している事を伝えると、「大丈夫ですよ」なんて言ってくれる人もいる。
でも、こうやって露骨に嫌がる人もたまにいる。
いきなり声をかけておいてなんだが、その人は不幸な人なんだと思う。
そう思わないと、ナンパなんかやってられない。
そう思いませんか?
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