こんばんは。

今日は充実した1日でした。

葡萄、めっちゃうまいっす!笑

 

しかし、結婚式の余興は難しいですね。

でも頑張って作りますよ。笑

 

 

そーいえば最近、経済とかビジネスといった類の本を読んでいます。

理由は、簡単でこれまですっごく曖昧に自分の将来について考えていた(こうなりたい。だからこれをここまでにやるぞ!といった目標設定をして達成していくような状態でした。)のですが、1度立ち止まって修正したいなと思って。

僕は来年から、大学病院でかつ公務員になるわけですが、

昔にいた大学病院時代のように、自分で時間管理をしているようで、実は時間に操作されていました。今考えると。笑

そう言う働き方ではなく、自分の時間を十分にもちたいなと思っています。

家族のため、自分のため、人のために。

 

今は、じっくりと考えています。

 

 

では、お願いします。

昨日は、”心腎連関”についてなぜ心血管疾患になるのかを書きました。

わかりやすい図がこちらですね。

 

 

では、今日は

②サルコペニア、フレイルになりやすい

CKD患者におけるサルコペニアは、二次性のサルコペニアに分類されます。

では、説明していきたいと思います。

 

 

やはりまずはこの図を見てください。

上月先生の著書より参照しておりますが、

 

これからは、安静第一から離床がスタンダードとなります。

最近、ようやくセラピストの間でも

サルコペニアやフレイルといった概念が、広まってきており、

今や栄養とリハビリテーションは切っても切り離せないほどの関係性となっております。

 

それも後押ししたのでしょうか。

CKD患者や透析患者に対してもサルコペニアやフレイルになりやすい=運動療法を行いましょう

となっています。

サルコペニアやフレイルになれば当然活動量は減少しますし、死亡率が増加してしまします。

ですので、心血管疾患の合併を予防するだけではなく、栄養面(サルコペニアやフレイルも予防あるいは改善に向け介入しましょう)にもゴール設定をしようといっているのです。

面白いですね~。

僕も含めてですが、広く浅くのセラピストが増えますね~。

僕個人的には、1人のセラピストが医学全てを網羅することはさほど意味をなさないと考えていますので、ゼネラリストではなく、スペシャリストになる必要があると思っています。

ですので、もっともっとスペシャリストがアウトプットしていかなければいけないと思います。

だいたいスペシャリストになるまで1000万時間必要のようです。

『天才! 成功する人々の法則』という書籍があります。この業界では有名な『ティッピング・ポイント』『ブリンク』といった書籍を書いたマルコム・グラッドウェル氏による1冊ですね。

 

1日24時間です。僕たちが専門分野に触れ合う時間って1日3時間ほどとすると、約10年かかることになります。

 

 

 

では、「なぜ?」を見ていきます。

ガイドラインにはこのように書いてあります。

 

「CKD患者では、栄養治療として工夫された食事を摂取しても、摂取したたんぱく質やアミノ酸は筋たんぱくの合成には利用されにくく、骨格筋減少がおきやすく、サルコぺニアやフレイルになりやすい 。なぜなら、CKD患者では身体活動量の低下(運動不足)に加えて、尿毒症物質の蓄積やアシドーシスが炎症性サイトカインの増加、インスリン抵抗性などを招来し、骨格筋減少に働くからである 。 

CKD患者での筋たんぱくの分解を防止するには、きちんと食事療法を行うことに加えて、運動することがとても重要である。筋たんぱく合成の最大の刺激因子は運動である 。」

 

とあります。

具体的には、

・酸素消費量は健常人の50~60%(15ml/Kg/min) 

Painter PL: Exercise in end-stage renal disease. Exerc Sport Sci Rev, 16: 305-339, 1988. 

 

O2輸送効率(FO2)は健常人の48% 

谷口興一: エリスロポエチンと血液レオロジー, 真空採血管粘度計の 臨床応用. 循環制御, 14(1), 41-49, 1993. 

 

・下肢筋力は健常人の40%ADLは健常人の50% 

斎藤正和, 松永篤彦: 透析患者の体力特性とその測定方法. 理学療法22, 258-262, 2005 

 

です。

 

ではその構図ですが、

基本的にサルコペニアは体内の同化と異化のバランスが

同化<異化となるために起きます。

この1つ目の原因が、透析中の安静臥床でしょう。

透析といえば、4時間×週3回です。

だいたい透析時間とは別に1時間ほどはプラスで臥床が続きます。

ってことは、

5h×3=15h/w

15h×4=60h/m

60h×12=720h/y

 

こう考えてみると、すっごい時間臥床していますよね。

 

同化と異化の関係性は、透析患者でより顕著になります。

「なぜか?」

サルコペニアの機序はまた近々描きたいと思いますが、

この機序が重要ですので、また明日の朝に書きたいと思います。

 

 

なんか、文書がまとまらなかったなー。

見にくいですが、よろしくおねがいいたします。

 

 

では!