”『家族が乳がんになったときに、どのようにサポートしたらよいですか?』高校生からの質問” | 行動派行政書士のチャレンジとつぶやき(医療・産業廃棄物・出入国在留許可(出入国管理)・建設業・農地法・土地利用・相続・民事法務等)

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『家族が乳がんになったら、どのようにサポートすればよいですか?』

というご質問でした。

 

本当に身近な方で治療を頑張っておられる方がいらっしゃるのかもしれませんね。

私が患者さんのご様子をみさせていただいていて感じていることをお答えしました。

 

がん治療には様々な困難が伴います。

「苦しみ」は痛みや薬の副作用だけでなく、いろいろな苦しみがあります。

乳房を失うことも苦しみですし、抗がん剤でいろんな症状や体の変化が起こることも苦しみです。

いつも通りに過ごせない苦しみやお金の心配もあるでしょう。

体の症状という意味での苦しみは、例えば抗がん剤治療を最大期間頑張った方でも、治療を始めて一年後にはほぼ治療前と同じくらい体調も回復して普段通りの生活ができている方がほとんどです。

でも、その間はいろんな大変さがあります。

乳がんの治療では乳房を失ったり、変形したり、抗がん剤治療で一時期脱毛したりと、大きな見た目の変化が伴うかもしれません。

それらの変化は、その人ががんと闘った証です。

『かわいそう』と同情されるのではなく、『頑張っているね!』と思ってもらい普通に接してもらうことがとても嬉しいとよくお聞きします。

がん治療を頑張っている方の周りの人は、治療を頑張っている人の問題を他人事と思わず、共有してサポートできるとよいですね。