愛着障害・自己否定・生きづらさに悩むあなたへ。

「感情不安定型」「搾取型」「否定型」「依存型」
「権威型」「過干渉型」「虐待型」――

７タイプすべてに当てはまる毒親に育てられ、
大人になってからも脳内の母の声に支配され続けていた私が、
解毒コーチングで、たった6カ月で人生が一変。

失われた４０年を取り戻すべく、願った以上の夢が次々と現実に。

３年間でサポートした300名以上のお客様を

毒親からの支配から解き放ち、

最速最短で圧倒的な成果を出し続けて
幸せに満ち溢れた人生を生きる。｜

己育て専門コーチ　青山未佳（ミカ）

プロフィールはこちら

『父との再会に心が揺れた日 ― 複雑な気持ちと向き合う方法』愛着障害・自己否定・生きづらさに悩むあなたへ。「感情不安定型」「搾取型」「否定型」「依存型」「権威型」「過干渉型」「虐待型」―― ７タイプすべてに当ては…

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こちらの続きになります。

｜「膝が治ったら、京都に行くからね！」というものの

父はコロナ前までは元気だったそうですが、

川で釣りをしていたときに石で足を滑らせ、

膝を痛めて以来、ずっと通院生活を送っていました。

「膝が治ったら、京都に行くからね！」

と何度も言ってくれたものの、

なかなか快復の兆しは見えず…。

私の方から父が暮らしている街を訪ねることにしました。

｜再会直前の父からのLINE

未佳ちゃんこんにちは！元気にしてますか？

いよいよ今週の21日に会えますね！

お父さんは近鉄○○駅東口改札出たところ

（進行方向右側）で待ってます。

ハガキをもらってから、ほぼ50日ほど経ちましたね。

お父さんの膝の調子が悪かったりで

会うのが遅れましたが、

かえってこの間にLINEのやりとりが十分できたので、

いろんな情報交換ができました。　

21日には、ゆっくり冷静に、湿っぽくならずに

いい時間を過ごせるのではないかと思っています　

そんなわけで、ゆっくり楽しく会話して

時間を過ごせるように、

ランチを予約しようと思っています（以下略）

｜早く罪悪感から解放されたい父と、40年分の感情の整理をしたいわたし

　このようなLINEをもらっておいて恐縮なのですが、

私は約40年分の想いをきちんと伝えておきたいと思い、

「５分だけ湿っぽくなりたい」

というリクエストをしました。

すると父は、

「それなら車のなかで湿ってもらって、

あとは…う～ん、その時考えますか」

と少し残念そう。

実はその時、

便箋６枚ほどにまとめた手紙を用意していて、

当日直接読んで渡すつもりでいたのです。

父を慰めるためではなく、

あくまで自分のために父を探し出し

会う約束を取り付けたのですから

ランチなどは二の次でよかったのです。

｜３月２１日　再会当日の朝

「２１日以降は人生をハッピーに変えていこう！」

と励まされたものの、

「そんなん無理やてー」

と自宅を出るのが億劫に…。

準備も遅れ、急いで父の元へ向かいました。

電車の中ではコーヒーを飲みつつ、

お気に入りの本を読みながら

心を落ち着かせていました。　

駅に着いて、改札を出て、

父が指定した場所へ向かって歩きます。

「今の顔を知らないのに

どうやって探したらいいんだろう…」

そう思っていたその時、

「未佳ちゃん！」

と、後ろから声をかけられました。

お互いに「？」となりつつも、

「えーっと…お久しぶりです」

とぺこり。

父の再婚相手のMさんが２階で見ていて

「お父さん、あの子じゃない？」

と気づいてLINEで教えてくれたそうです。　

父が持っていたのは、私が４歳の頃の写真２枚だけ。

…おばさんがやって来ても分からないですよね。

私も、７５歳になった父の姿は

想像できませんでした。　

でも、「縮んでん～」と言いながらも、

父は私（１６３ｃｍ）より優に１０ｃｍ以上背が高く

子どもの頃感じていた背の高さは変わりませんでした。

「えーっと、未佳ちゃん、どうしたい？」

「お手紙を書いてきたから、読んでもいい？」

「うん！ええよ～！」

「私、外そうか？」と、Mさん。

「いえいえ、一緒にいて、聞いてもらえますか？」

とお願いして、手紙を読み上げました。

・新しい家族の幸せを邪魔したくなくて遠慮していたこと

・戸籍を確認し、弟たちが３０歳を過ぎているのを見て、

反対されても再会の許可をもらおうと考えていたこと

・母の元で苦しい日々を過ごしていたけれど、

父とのやさしい思い出だけが支えだったこと

そして最後に、

「今までも、これからも、ずっとお父さんが大好きです」

と伝えました。

父は涙をこらえながら、静かにうなずき続けていました。

｜本当の父の気持ち

手紙を読んだら帰ろうと思っていたのですが、

「なんでやねーん！」と引き留められ

ランチに連行されました。

ランチの途中、父が席を外したとき、

Mさんがこっそり教えてくれました。

「ずっと心配してたよ。

元気かな、結婚したかな、幸せになったかなって。

あなたのハガキを見てボロボロ涙を流しながら、

『会うことを赦して欲しい』って言ってきたの」

その言葉に、私はただ

「そうだったんですね」

と答えるしかありませんでした。

｜今、そしてこれから

帰り際、父は私が見えなくなるまで

手を振り続けてくれました。

両手いっぱいのお土産と、

子どもにはおもちゃまで。

子どもにとって新しい“おじいちゃん”ができました。

今、父は膝の手術を終え、リハビリの真っ最中。

私は子育ての真っ最中。

「次に会えるまで頑張ろうね」と約束し、

行きたい場所ややりたいことを

少しずつ語り合っていました。

約40年ぶりの再会は、私にとって

「親との関係を取り戻す一歩」になり

同時に両親を諦めるきっかけになりました。

｜今回の記事のまとめ🌱

親との関係に距離や壁があるとき、私たちは

「どうせ分かってもらえない」と諦めてしまいがちです。

けれど、ほんの一歩を踏み出すことで、

思ってもみなかった“本当の気持ち”に

触れられることがあります。

読んでくださったあなたが、

ご自身の親との関係をどうしたいか

少し考えるきっかけになれば嬉しいです。

｜あなたに問いかけたいこと

あなたには

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｜京のひとこと🍡

今回で終了です！

わたしは「やりたい」と思ったことは、

全部やるようにしています。

それは、思いを残したくないからです。

20代前半で、私は二人の親友を失いました。

ひとりは、結納を済ませたばかりの時にがんが再発し、
あっという間にこの世を去った親友。

春から教員としてスタートする予定でした。

もうひとりは、自ら命を絶った親友。

ふたりの力になりたかった。

けれど、残ったのは無力さだけでした。

私は、彼女たちよりずっと長く生きています。

だからこそ、「いまが一番若い」と思い、
４０年間損した分思いを残さないように、

「やりたいことはすべてやる」と決めています。

父と再会し、また一つ

心残りがなくなりました。

河原町で降りたら可愛くなってました

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