筋肉を柔らかくする方法

 

筋肉を柔らかくする方法と聞いて何を思い浮かべますか?

マッサージやストレッチなどを思い浮かべる人も多いかと思います。

 

ですが、マッサージやストレッチは

 

疲労が抜けたり、関節の稼働する範囲は広くなりますが、

筋肉はそれほど柔らかくはなりません。

ここが分かりにくいところなのですが、柔軟体操などで大きく開脚できたり、

前屈がうまくできたりする事と、筋肉が柔らかい事とは別
なのです。


じゃあどうすればいいのでしょうか?


早速その方法をお伝えしたいと思います。

大きく分けて2つあります。

・体をゆらして、力を抜いていく方法

・体性感覚などの内部感覚を意識する方法

です。


今回は「体をゆらして、力を抜いていく方法

についてお伝えしたいと思います。


これは私が考えたものではなく、20年以上前に学び、私自身が10年くらい実践したものです。

私もその頃は筋肉が固かったんです。

14歳のころから筋トレを始めて、1日も休まず、限界を超えようと無理を重ね続けたため、
かなり固くなっていました。

結局20歳の時に腰を痛め、自分のやり方が間違っていることに気づきました。

それ以前に小学校、中学校と2度、大きく環境の変わる土地への引っ越しがあり、
その心理的ストレスも体を固くする原因になっていたと思います。


話がそれましたが、ではやり方です。

できるだけ力を抜いて立ちます。

 

その力を抜いた状態で、腕、胸、腰、背中など、各パーツごとにゆらします。

はじめは腕とかがやりやすいかもしれません。

ゆらし方にコツがあります。

言葉では分かりにくいかもしれないですが、


腕をゆらす場合は、腕には力を入れず、

別の場所をゆらして揺れを腕に伝える感じです。

 

自分の体がプリンみたいに揺れる感じと思ってもいいですね。

 


 

ゆれると筋肉や関節などの中にあるセンサーが刺激されて、

力が抜けやすくなりますので、そこで積極的に力を抜いていきます。

これを全身の各パーツごとに行っていきます。

 

イメージとしては、リラックスよりさらにもっともっと力を抜く感じです。

細かいコツはたくさんあり、これらを使って全身10分から20分くらいゆらしてゆるめます。

やっているとある瞬間ふっと力が抜け、

「ああ、ここに力が入っていたんだ。」と気づきます。

 

簡単ですが、細かい筋肉まで力を抜いていくには

 

年単位で時間が必要な場合が多く、体が固い人ほど時間がかかります。

 

地味で地道な方法ですが、確実に効果があります。

 

特にインナーマッスルや抗重力筋に高い効果があります。

 

これを毎日行うと理想です。時間がなくても1日5分はやりたいところです。

5分もとれない場合は生活の中で行う方法もあります。



全身の細かい筋肉すべてを柔らかくするには相当な期間が必要ですが、

そこまでいかなくても、ある程度力が抜けてきて、ある一線を越えると、

元の固い筋肉に戻らなくなります。

そうなってくるとさらに加速して筋肉が柔らかくなっていきます。


筋肉が柔らかくなると、体が快適なので精神面にも影響があり

機嫌がいいときのような感じになります。

つまり、緊張しにくいのはもちろん、小さなことにもイライラせず、

怒っていたことも、「まあいいか」となったり、

他人を受け入れる器が大きくなるような感じです。


私は心と体は表裏一体の関係だと思っています。

もし心を変えたければ、体から変えた方が簡単です。

体の一部が変われば心も一部分変わります。

そんな関係だと実感しています。

 

 

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