東京で行われたアートフェアにてお姿を拝見したことがあります。
御本人はとても華奢で威圧感など全くないのですけれど周りの空気がピリッとして、お着物がとっても粋でカッコ良いなぁと、憧れのような気持ちを抱きました。
その頃桃紅さんの作品そのものを知っていたかどうかは記憶が定かでないのですが、とにかくそのお姿と篠田桃紅という存在が強烈にインプットされた経験です。
作品も凛として清潔感があって好きです。
今回の展示ではアトリエや愛用の品の写真が展示されていました。
お着物は30〜40代のものを着ていらっしゃるんですね。
きっと私がお見かけしたのもそのようにずっと使ってこられた愛用の一枚だったのかも。