1.17 | MamMa Mi〜A ♡アナウンサー 青柳万美のBlog  

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映画、舞台、そして人と食!
日常のあらゆる"おいしい出会い"に感謝をこめて 

大阪生まれ大阪育ちの私にとっても忘れられない日。
後数時間で今日が終わります。
1995年の今日、夜はどんなだったかな…

ニュースの映像。
周りの子の状況。
知り合いの家にピアノを"起こし"に行ったこと。
しばらく後になって見た花の道。
あの年の歌劇2月号はえと文などの記事も地震が起きた時のエピソードばかりでした。
ABCラジオから"あっしー"の声が聞こえた時にホッとしたことや、僕たちも迷ったけれどいつも通りの放送を届けようと思うと話された時が鮮明に思い出されます。
更地のようになった町の景色。
とにかく様々なことが瞬時に思い出されます。
そしてなんだか奥歯を噛み締めてしまうような気持ちになります。

報道では「数字」になるけれど、あの日あの時に生きていた人たちの1秒、1分、1時間、1日、1年が積み重なった、続いてきた23年。
そしてそれはこれからも続く時間。

FMのお仕事をしていた時、平松愛理さんにお話を聞く機会に恵まれました。
「三宮の交差点で見た路上の三色スミレに心を救われた」
この言葉は強く印象に残りました。
同じく、故郷が震災にあった遊佐未森さんも、アルバムを作られた時に「震災後歌詞が書けなかった中、お花屋さんでみた淡雪という白い和風のバラをみて、書こうと思えた」

自然による未曾有の災害
その心の救いも自然がもたらす

花 という言葉からそんなことも思いました。
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