新・映像の世紀 第4週 | MamMa Mi〜A ♡アナウンサー 青柳万美のBlog  

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映画、舞台、そして人と食!
日常のあらゆる"おいしい出会い"に感謝をこめて 

高校生の時に見た「映像の20世紀」には強く衝撃を受けました。
あれから時が経ち、新たな映像とエピソードを踏まえて放送されている「新・映像の世紀」。
第3週もですが今回の第4週にも胸のつぶれるような思いがありました。
国家権力の歪んだ姿。
「自国の安寧」のために他を排除しようとすること。
それが何をもたらしたのかを強く訴えかける内容でした。
(日本ではいま、映画『ブリッジ・オブ・スパイ』が公開されていますが、まさにこの時代をテーマにしていますね。過去の作品では『善き人のためのソナタ』も。)
東独時代の監視社会については、ライプツィヒでシュタージ博物館へ行ったり、関連する展示を見て知っていたけれど、それをどこかで「東独時代のこと」「民主主義国家であればこんなことはない」と考えていた気がします。
アメリカでマッカーシズムがあったのに。
国民が自由に考え発信し、心安く生きていける状況が奪はれる自体は、私たちが思っている以上に簡単に起きてしまうのかもしれない。。。

番組で取り上げられたキング牧師の言葉に全てが詰まっていました。
 ”社会の向上ではなく軍事力に莫大な予算をつぎ込む国は精神の死に近づいていく”

再放送は1月27日(水)午前2時10分~午前3時00分とのこと。
何度でも見たい回です。