写真のズレ具合に臨場感感じるのは私だけ?
さて、実は東京サロパ(以下東パ)は京都サロパ(以下京パ)の下見のつもりで行き、買う物も決まっているので、京パはお祭りを見物に来た立ち位置で参加しました。
香水を長年見てきた友から出てくる言葉は重い。
手持ちと向き合う時間を押しのけてでも着けたい・知りたい香りじゃないと刺さらないと言うし、ぶっちゃけサンタル33さえあれば良いと。
私もちょっとやそっとじゃ刺さらない様になってきたけど、これさえあればいい1本には出会えていないので羨ましい限りである。
趣味は費やした時間と金額、インプットした物を消化・昇華して人目に触れる形でアウトプットした量、これが大きいほど高みへ到達すると考えている。
到底足元にも及ばない。
実は個人的にゲランとシャネルがあれば良いのではないかと言う結論に達しており、それではあまりにも守りに入り過ぎてしまうのではないかとの思いもあって、そうならないように他のブランドも見てる。
それは友も同じ思いの様だった。
そんな友が5年・10年とステイ(
マテ)している香水が2つあるそうで、はよ買え()と思う反面どうして二の足を踏んでいるのか興味がある。
気に入ったら毎日同じ香水を着け続けて急に距離を置く物と無くてはならない存在に位置する物に分かれるという、毎日着けたいかどうかはかなり購入ハードルが高い。
人生は限られているのだ。
限られた時間の中で明らかに刺さる見込みがない香水を着けるのは無駄である。なので特典として化粧品フロアの香水サンプルが貰えたのだがスルーした。
3年前の私は貰えるサンプルは何でも欲しかったし勉強材料だった。フリマサイトや公式からサンプルやディスカバリーを沢山購入しレビューをした。そういう経験の上で化粧品フロアの特に通常ラインの香水は刺さらないという結論に至った。
友は言う、ときどき一切の香水を忘れてまっさらな頃に戻りたい、ファッションフレグランスの個性的な面白い香りに出会ってもベースの薄さが気になるし、その上位互換の香りを見つけても絶対に買う事はない。そうなると綺麗にまとまり過ぎて野趣が感じられない。そう思うことない?
首がもげるぜ。
今回「野趣」というキーワードが友から発せられていた。
本来の意味と離れるかもしれないが、繊細かつ大胆で挑戦的、一筋縄ではいかない香りと言う風に受け取った。
相変わらずラニュイとエディットは「野趣」にあふれている。
東パ京パ含めてほぼ全部が琴線に触れなかった。素晴らしい素材を使った香りはとても勉強になったし、試した全部がいい香りである事は間違いない。いい香りが刺さる香りではないのだ。
そんな中でも東パでもらったフレデリック マルのムーン、プロミス、ホープは素晴らしく未だにムエットが捨てられない。
京パ含めて100くらい試した中で刺さったのは3つ。マーチャント オブ ヴェニスから2つ、セルジュ ルタンスから1つだ。
実は到着して真っ先にマーチャントオブヴェニスのマンダリンカーニバルの在庫があるか確認!潤沢にあるそうなので帰る間際に購入する事にする。
偶然にも輸入販売店の方に接客して頂け、なんと輸入開始に携わったと言うではないか。
しかも、マンダリンカーニバルはイタリアでオペラ観劇の際にとなりの方があまりにいい香りなので、何の香りか尋ねたらコレでどうしても日本で取り扱いたいとコンタクトをとるきっかけとなった香りだから思い入れが深い作品とお話してくださった。
偶然にもその香りが刺さりお迎えできたことはとても嬉しい。
