サルヴァトーレ・フェラガモのインカントシリーズの始祖。
後続組に面影は全くありません。
ピーチやプラムの甘ーいネクタージュース、ジャスミンはインドール感強め、粉っぽいユリ、そこに鉄板のベース香料。
この香水に爽やかさは皆無、あるのは動物的な感情を押し殺して淑女を演じる女。
日本の気候では纏える季節やシーンがかなり限られる、セレブがパーティに付けていくような派手さがあります。
似合うのはデヴィ夫人くらいかな。
トップ:ピーチ、プラム、ジャマイカンペッパー
ミドル:ジャスミン、ピオニー、レッドリリー、アンブレッドシード
ラスト:アンバー、サンダルウッド、ホワイトムスク
ローラン・ブリュイエール作