Bienvenue

青戸5丁目

🎶つくしピアノ教室🎶 



皆さん、こんにちは。
暖かな日々が続いて桜も咲き始めましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

この度、H君が見事『東京音楽大学』に合格しました。
H君と初めて会ったのは小学2年生か3年生の頃。(昔過ぎて記憶が曖昧でごめんなさい。。。)
小さいときから音楽が大好きで、『ピアノをはじめてみたら?という音楽の先生の勧めがあって』とのお話で、お母様がH君を連れて教室に来たのが始まりです。
それから毎週のレッスンを欠かさず通い続け(お休みしたことは一回もないのでは?)気づいたら高校生になっていました。
高校2年生までは、彼は音楽的に良いものを持っていたので、もしかしたら音大に行きたいのでは?と思い、私から『音大は行かないの?』『進路は?』とレッスン中に何度も聞いたり、話し合ったりし、彼には得意なことが他にもあった為、『音大は行かずに趣味で続けたい。』とのことだったので、それを応援していたところでした。

ところが突然、高校3年生になって『やっぱり音大に行きます!行くなら東京音大しか考えてません!』とかなり無茶な夢を語り出し、ビックリしました。
あれほど音大は行かないと固い決意だったのに、しかも人気がある東京音大を目指すとは。
その話を聞いたとき、確認のためお母様にお電話したのですが、
『大変厳しい戦いですが、とりあえず現役合格目指して取り組んでみます!』
とお話しました。
と言うのも、そもそも普通の高校から音大を受験するのは大変なんです!
なぜなら学校で全く習わないことが入試に出るのです!
ピアノの実技も、音楽の問題も、メロディや和音を書き取る試験も、初めて見るメロディを正しい音程で歌うことも、なに一つ普通高校の授業では習わないのです!
それも東京音大となるとかなりの難易度で、4月からの勉強で間に合うようなレベルではないのです!

とにかく時間がないので、私がどうにかできることは全部私がやって、本人には必要最低限のことだけしかやらせないようにしました。
どうすれば効果的に試験問題が解けるようになるか考え、問題集や参考書を選んだり、解くべき問題をセレクトしたり、彼の定着率を見極めながら、問題を増やしたり減らしたり、時には誉めたり、叱ったり、慰めたり、H君とは長い付き合いだったので、彼が力を発揮するにはどうすれば良いか知っていたので、100%力が発揮出来るよう私も全力投球しました!!

ピアノの実技も彼の良いところが出せる曲、本人が頑張りたいと思える曲をセレクトし、試験官の先生方にきちんと評価してもらえるよう指導しました。
いつもは趣味だからと大目に見ていたところも全て細かく指摘され、さぞかし窮屈だったと思います。。。ごめんね。

何はともあれ、本当に本当に合格できて良かったです!


おめでとう!!!!!


支えて下さったご家族の皆様、特にお母様とはお電話やお手紙で何度もやり取りをさせて頂きました。
また、いつもご丁寧なお心遣いを頂きありがとうございました!










これで一つ肩の荷が下りましたが、3月はピアノオーディションの全国大会に出場する生徒さんがいるので、私の戦いはまだまだ終わりません。。。ガンバリマス。。。