昨年の秋からず~っと避難中の生活で、今までのように完全に自由な生活ではないけれど、
それでもこの生活に慣れて来て、気を付けながらも日常を楽しんで毎日を過ごしております。
なかなか、書けないこと、書いたら夫を刺激してしまうのでは・・・
などなど色々と考えて、ブログを更新できない日々ですが、どうしても書きたいという
事を今日はちょっとだけ書かせていただきます。
つい先日の息子君とのやりとり
最近は小学校4年生になり、反抗期の入口のような様子になった時期もありましたが
何だか、すでにいい感じに落ち着いて来た息子君。
でも、相変わらず勉強はあまり好きではない。
成績も(単に時間が長いだけで、集中はしていない)頑張りで、中より少し下くらい。
まぁ、発達障害で複数指示が苦手、言語理解と視覚認識が低めと診断されている
彼にとって、中の下をキープするだけでも努力が必要といえば、そうなのですが・・・
だから、毎日
宿題は?
おしゃべりしないでもう宿題やって。
どこまで終わったの?
まだそこやってるの?
もう〇時になっちゃうよ。
何時間宿題に時間がかかるの?
今日も(宿題以外の)自分の勉強ができなくなっちゃったじゃん!
などなど、ちょっと勉強苦手系のお子さんのいるご家庭ならそこそこあるような
会話を毎日毎日繰り返しています。
そして、息子君は30分も時間をかけて宿題を始める準備をし、勉強に集中するまでに
さらに数分を費やし、そして、始めて数分で気が散ります。
でも、ママ~、もう40分も勉強したから次は休憩して良い~?
ピアノやって良い~?
などなど、積極的に休憩を取りたがります。
その40分で本当に勉強している時間は15分?あるかないか・・・
そんな日々で毎日色々と手を変え品を変え、やり取りをしているのですが
昨晩もゆっくりゆっくり、勉強以外に気を取られながらも
やっとやっと終わりかけた宿題。
そして、音読が終わった後、ママ~休憩して良い~?
と聞かれ・・・
日々の蓄積が重なり
どうしても休憩したいのなら、あなたの人生だからしてください。
でも、私は毎日毎日言っていますが、学校の宿題は全員がやっている、
やらなくてはいけないものであって、それだけで真ん中の成績でいられるのなら
全然良いんだけど、それでも下に落ちてしまうのであれば、自分の勉強も
しなくてはいけないと思うけれど、そこまでできないと言うのであれば、
それはそれで、あなたの人生なので結構です。
それで迎える人生を自分で納得し、全てを受け入れるのであれば、全然かまいません。
と
いつもと同じ主張を伝えました。
すると息子君
「ママがそんな顔をするならやるよ!!!」
と
私は
「やる気がない人に頑張ってもらわなくて結構です。あなたの人生です。単に私が私の
理想のために何が何でもあなたに無理やり勉強をいっぱいやらせようと考えていると
思いますか?」
と返しました。
すると、
「ママは僕のために言ってくれてるんだって気もするんだけど、でも半分違うような・・・
勉強させたいだけのような・・・」
と言って来ました。
そこで私は
「(はぁ?) 私の理想はそんなひっくく(低く)ございません!!」
「私の理想は、さっさと宿題を終わらせて、自分の勉強もさっさとやって、成績が
普通よりちょっと上になったら、勉強などそんなに時間を取らないようにして、
余った時間であなたと一緒にマラソンをし、運動をし、一緒に料理を作り、あなたが作曲を
する時間もあって、一緒に経済や経営、お金の勉強をし、家事も自分でやれるような人に
なってもらう事です!!!」
「なのに、あなたはそのいっちばん最低レベルの普通よりちょっと上(の成績)という所までも
なかなかたどり着かないじゃないですか。
ほんの数分で集中が切れて、勉強じゃない事に時間を使っている勉強時間なのに、
勉強いっぱいやったからと言って、休憩ばかりを積極的に取りたいと言って来るあなたが
私は信じられません。
でも、それでも僕には無理だと、あなたはそんな自分になるよりももっと手前で
ダラダラと宿題をし、休憩を沢山取り、宿題以外の自分の勉強をする時間は毎日なくなる
という生活をキープするのが精いっぱいですと言うのであれば、それはそれで仕方のない
事です。
「でもね、(勘違いしちゃ~いけない!)ママの理想はそんなにちっちゃくございません!!!」
と声を大にして言いました。
それを聞いた息子君
ママすっげー
という顔をして
「ママの理想を全部出来たらすごいね・・・」
って
そう言って、自ら机に戻って行きました。
考えてみれば、何となく、自分の中にあった、
こうしたい、こんな風に成長して欲しいと思っていた
息子君の将来への理想像。
小出しに話したりアプローチして来た事はありましたが、こうやって、つなげて
イメージできる人物像として話したことは今までなかったな。
そして、単に勉強だけにフォーカスして会話をする日常だと、真意が伝わりにくい。
勉強嫌いな子に、勉強の負担を減らしたり、機嫌を取ったり、単に怒ったり、塾に通わせたりするのではなく
もっとおっきい夢を見せる事で、自らモチベーションを上げてくれる解決方法もあるのだなと実感しました。
息子君は時々
「僕は将来どんな大人になっていると思う?」
と聞いてきます。
私は、
わからないけれど、あなたは
「そんな事で稼げるんですか~!?」
っていう面白い事で沢山お金を稼いでいそうだよ。
将来はきっと大丈夫!
と答えます。
「人事を尽くして天命を待つ!!」
ママはあなたの応援団長です!
最近、息子君に買ってあげた本↓
本を読むのが苦手で大嫌いな息子君ですが
(本人曰く、本は文字がごちゃごちゃに見えるんだって)
でも、この本は何故か彼に大ヒット。
毎日ランドセルに入れて学校で読んでいるそうです。