暁行方不明になったまま電線に引っ掛かっていたのはまだ青年の頃で今はそこから少し歳を重ねて自分の意思で不明になれる風船のように好きな風に乗って好きな人と好きな場所へと海の向こうへ山の向こうへ幾つもの夢を叶えて誰がいても誰がいなくても。