行方不明になったまま
電線に引っ掛かっていたのは
まだ青年の頃で

今はそこから少し歳を重ねて
自分の意思で不明になれる

風船のように
好きな風に乗って
好きな人と
好きな場所へと


海の向こうへ
山の向こうへ

幾つもの夢を叶えて
誰がいても誰がいなくても。