季節は巡る。
 
 
この世は色々なものが日々巡っていきます。
 
 
自分が生きている今も
 
 
居なくなった後も
 
 
 
 
 
 
 
 
 
物言えぬ二人の友情。
 
 
重度自閉症の息子とT君。
 
 
彼らは自分たちの意思で会う事もできません。
 
 
T君のお母さんが死んでしまった後、どうやって二人を会わせるべきか色々試行錯誤していたのですが
 
 
他市の施設に入ったT君と息子を会わせるための支援は中々得られることはできませんでした。
 
 
 
あの時、T君のお母さんが死んでしまったとわかった時
 
 
私は背中を押されるように、どうにかしなくてはと言う圧のようなものに突き動かされるように
 
 
無我夢中で二人が会えるようにしなくてはと動き回りました。
 
 
 
そして今、二人は
 
 
T君とお父さんと、息子と息子のヘルパーさんと一緒に
 
 
月一回温泉巡りに行くように段取りができて毎月顔を合わせる事ができています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
T君のお母さんKさんとは長い付き合いでした。
 
 
子供たちが小学生の時からずっと一緒の学校でしたし、2人も言葉は交わさずともずっと仲良しで
 
 
卒業後も一緒にショートステイをさせていました。
 
 
 
しかし彼女が居ない今、二人を支えているのはT君のお父さんと自分です。
 
 
そのお父さんがなんと
 
 
 
バイクに乗るというではありませんかビックリですよホントキラキラ
 
 
 
という事でノリノリで奥多摩散歩を約束しました音譜
 
 
 
 
 
 
 
折しも2人とも皮むきやら髭剃りやらの走行。
 
 
30年乗ってきたDR250、可愛くて仕方ないと言うのが伝わってきます。
 
 
とはいえ、彼にはあおっぴがどのように走っているか話してませんし多分想像してないだろうし💧‬
 
 
普段は釣りに行くのに使ってるだけと聞いてますし
 
 
走り出してからビックリさせないようにしないと、と細心の注意を払おうと決めておりました。
 
 
奥様に怒られそうだし(^_^;)
 
 
 
 
 
 
 
さて、mooちゃんはタイヤとスプロケットを交換して初めての奥多摩散歩。
 
 
ここまでの街乗りでもすっかり別のバイクのような感触にビックリしたり焦ったり。
 
 
( `・ω・) ウーム…
 
 
重いな。
 
 
トルクモリモリが思いのほか重く感じる。
 
 
多分最初戸惑うのはギアだろうな。
 
 
 
 
 
 
そんな感じで色々思う所のある今年初奥多摩になりましたが
 
 
ま、なんとかなるでしょ


ようやく走れるんだもの、楽しまなきゃ(^ ^)
 
 
と言う訳で早々に出発準備を致します。
 
 
 
 
 
 
実は慌てて来たので給油してませんでした。
 
 
満タンでズッシリしたmooちゃん。
 
 
燃費もどう変わるのか心配ですね。
 
 
麓で満タンにして、どのぐらい違うか観察しましょう。
 
 
 
 
 
 
そして初のオフ車とのお散歩。
 
 
30年選手の走り、楽しみですね。
 
 
お互い重度障害の子を支える身、怪我のないように楽しく走りましょう。
 
 
 
Kさん、見えてますか。
 
 
息子たちの友情が繋いでくれたご主人とのお散歩が始まりますよ。
 
 
 一緒に


楽しんで下さい…



 
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