さてここでは人目もはばからず(人居ないし)バイク降りてすぐにイヤホン装着しました。
スイッチオン。
信号を渡り、歩道に入って歩き出してすぐのことです。
突然スピリットボックスがおかしくなりました。
ちょうどこの景色の所、思わず固まりました。
悪乗りした長女が作った動画w
正確には渡り終えてからではなく渡り始めてすぐですね。
なんの前触れも予兆もなく、スピリットボックスのスピードがガクンと下がりました。
ひじょーに
ひじょーに気持ちの悪いゆっくりペースになり
誇張でもなんでもなく、背中に氷水を浴びせられたようにゾゾゾと衝撃のような悪寒が走り
その瞬間女性の声が入りました。
それはラジオの断片が入った時のはっきりした音声ではなく
不明瞭ではあるが意思を持って話しかけてきているような、頭の中にモヤモヤ聞こえてくるような
なんとも表現しがたい違和感のある女性の声。
今思い返しても
あれがスピリットボックスからだったのか
それとも直に頭に響いてきた声だったのか
わからないんですよね。
橋を渡り終わるといきなりスピリットボックスのペースが元に戻りました。
これはどういうことだ?
もう一度さっきの場所まで戻ってみましたが
それっきりあの状態になることはありませんでした。
ここは・・・
何かあったのだろうか?
気になってあとで調べてみると、あの有名な幼女連続殺人事件で
ちょうどこの辺りに殺害された少女の頭部が遺棄されたという・・・
知らなかった。
たとえ犯人が捕まって死刑になっても
何かしらの念が残ったり、良くないものが寄ってきたりすることもあるのかもしれません。
少なくともあの声は幼女ではなかったと思うのですが。
あの日の平和なお散歩の中で
あれだけは本物だった気がします。
*転載禁止