空が青いと言うだけで奇跡音譜
 
しばらく乗れてなかったmooちゃんはローターが錆びていたのか、出だしシューシューとなんか擦る音がしていた。
 
ゴメンね~
 
 
 
水曜日の偵察に行くかどうか迷っていたこの日
 
呼び出しがかかったので、それではと用事が済んでから奥多摩に向かいました。
 
 
 
 
 
 
ひっさしぶりにモンスターマシンに乗ってえんま君がやって来ました。
 
「でも僕学習したんです。そこそこでユッタリでいいんです!」
 
 
CB400から、憧れのCBR1000RRに乗り換えたものの
 
「速く走る以外に使い道が思いつかない(^^;」
 
とかつてはぼやいていたえんま君。
 
 
 
 
 
 
こんな風にサーキットで走らせるのは楽しいけれど
 
CBに乗っていた時のように、しょっちゅう奥多摩にお散歩に来ることはなくなっていました。
 
 
だがしかし、あれから成長したのか学習したのか
 
「ユッタリだって走れます!」
 
 
公道では公道なりの楽しみを色々見つけたようだ。
 
 
 
 
 
 
 
「でもせっかく来たからちょっと走ろうかな~」
 
 
ずいぶん久しぶりの奥多摩です。
 
道も前日までの雨でどうなっているかわからないし
 
先導あおっぴで、大体このぐらいの、てペースのリクエストも頂いて
 
 
2台で出発です!
 
 
 
 
 
 
リクエスト通りに走ったのですが
 
「あれぐらいなら普通に走れるな~」
 
と、後ろで余裕ぶっこいていたえんま君でありました(^^;
 
 
ま~ユックリ走ったおかげで路面偵察もできましたし
 
後は自分の好きに走ったらええ、て放流することにしました( ̄▽ ̄)
 
 
 
 
 
 
 
えんま君はもうすぐ結婚する。
 
そうしたら子供もできるかもしれない。
 
 
「このバイクとの付き合いもあと少しかな~」
 
今の所彼は潔くバイクを降りるつもりでいるらしい。
 
 
だがしかし、たくさんのバイク乗りの方から同じ話を幾度となく聞いてきましたが
 
どんな小さなバイクでもいい
 
たとえ乗らなくてもいい
 
 
手放したら次に乗るのはずっと先になる、と
 
一度降りて戻って来た先輩方はおっさっておりましたぞ。
 
 
 
 
 
 
 
川野駐車場は夏真っ盛りの陽気。
 
mooちゃんはこの子にすっかり好かれたみたいで中々離れてくれません。
 
 
ピンク色の虫さんなんて初めて見たな~
 
なんでしょ、これ。
 
 
 
 
 
 
 
あっついので上に戻ります。
 
放流したえんま君は気持ちよさそうに余裕のパワーを操っておりました。
 
 
さすがにパワー差を感じずにはいられませんね。
 
しかしたかが68馬力すらちゃんと使えない自分もしみじみ体感( ̄▽ ̄;)
 
 
 
 
 
 
 
 
都民の森に戻ると
 
 
(ノ・ω・)ノオオオォォォ-
 
ナナちゃんだ!!
 
 
 
ダッシュで駆け寄って、写真を撮らせて欲しいとお願いしました。
 
 
「あれ、もしかして何か書いてる方じゃないですか?」
 
あ、ブログは書いてますが
 
 
「やっぱり、見てましたよ。このバイクの記事なんてあんまり出てこないから。」
 
 
 
 
 
 
 
「まさか書いていたご本人に会えるとは思ってませんでした!」
 
 
あんまり仲間の居ないZ750
 
奇跡のナナハンと言われた、でもマイナーなバイク。
 
 
「良いバイクですよね。乗りやすいし。」
 
ええ、ええ!
 
頑丈で頼もしくて、そして素直な良い子でした。
 
 
ちょっとだけ、あの頃のドッカンパワーが懐かしくなりました。
 
 
そして、mooちゃんにそれを望むのが無理なのであれば
 
自分がもっともっと上達しないといけないんだ、としみじみ思う。
 
 
えんま君
 
手放したバイク、て
 
 
いつまでたっても恋しくなったりするんだょ・・・
 
 
後悔せんように
 
しっかり走っとけ。
 
 
 
 
ペタしてね
 
 
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