リラ子、この1週間余り、間違いなく、生まれてから最も長く必死に勉強した期間になるでしょう。
入試の直前期なんて、比較にならないくらい。
食事は15分、お風呂は一緒に入って頭洗ってあげて、無駄に長湯しないようにさっさと洗ってあったまって、出る!
休む間もなく、教材を与え、
おやつ休憩中も質問連打。
無駄に明るく盛り上げ、褒める。
試験範囲出してきたのは1週間前、ノートはほぼ自由帳状態、プリントは空欄だらけ、ワークも殆ど白紙…
自分よりできる子しかいない学校で、入学してたったの1ヶ月でこの状態。
狼狽えますよ…親が。
痛い目を見ればいいんだよ、なんて悠長なこと言ってる場合ではないです。
リカバリーする間もなくすぐに次の単元ですから。
何が今1番苦しいかって、漢字です。
ひどいのよ、ホントに。
リラ子、普段から漢字で書かずにすぐにひらがなを使う癖があります。
問題解いても解答はひらがな。
歴史や地名なんて漢字指定当たり前。
範囲の漢字を覚えさせるのにすんごい時間を使います。
練習嫌いですから、もうやらせるのが大変なのです。
卑弥呼
邪馬台国
奴国
魏
→当然書けない
具塚→貝塚
吉野ガ里→吉野ヶ里
耕→左右逆、横棒4本
西紀→世紀
称生→弥生
都道府県名も酷かったけど、なんとかOK
低レベルすぎて気が遠くなります。
今回詰め込んだって定着するわけじゃない。
でも、リラ子がこれからの学校生活において、やっぱり無理、どうせできないから…って劣等感を持たせたくない。
そうならないように、少しでもいい結果を残すべく、家族一丸となって(除アオタ)がんばります。
アオタは、この状態を非常に冷めた目で見ています
テストが終わったあとに、2度とこんな苦しい直前期にならないよう、これまでの反省、これからの取り組み方について、じっくり話すつもり。
今はとにかく、詰め込むのみです。