味噌汁ご飯にお漬物。キーマに茄子に茶碗蒸。
口にするもの皆美味し。
梅雨の合間の晴れの日に海の近くをふらふら歩く
わからぬ不粋モノだけど、きっと
酸いも甘いも噛み締める程の真剣さと覚悟が
足らない至らない人間なんだろうと汗拭う。
シャッターの閉まった店がチラホラするコロナ時
ちょっと大きめのお皿で頃合いのモノが無いかしらと陶磁器屋さんに入る。店内では古くて懐かしい鉄製扇風機が現役で優しい風を送ってる。
向かいの帆布屋さんではとても小さなリュックを試着?した女の子が鏡の前でおしゃまにポーズ。それが可愛くてたまらない顔のお父さんと
値札を気にするお母さん。
買ってもらえたのかしら。
随分と久し振りの店主さん。
(古本と落語と人への)愛変わらず
ちょっとシニカルで照れた様な喋り口調が
楽しい。まくらの様な世間話から上下切っての
本題?悲哀溢れる男女のすれ違い噺。
これはこれは続編が楽しみ?
さてさて
良い本が入ったんですよと
滝田ゆうと三遊亭圓生…
値段はまだ付けて無いとの事なので
その場で付けてもらって。
哀しくも可笑しい剥き出しの滝田ゆうの世界が
そこに広がってるのを目にすると
さてこんなに自分を剥き出しに曝け出した事が果たしてあったかしら
コロナの頃だから…余計に…
滲みる。
良いのが入りました
古本屋の店主さん。
梅雨の狭間の土曜日の古本屋さんにて。