私ががん治療で入院している時に
遠い親戚の人もがん治療で入院
同じ部屋で出会い
そこから約3年間
共に頑張ってきた記録を
残したいと思います
共に治療を頑張ってきた人を
Kさんと呼びます
Kさんのお家に行った時のこと
Kさんは抗がん剤治療をしながら
頑張って仕事も行き
町内のこと、ご近所さんのことをこなし
日常生活を送っていた
Kさんと
私と出会ったのは
お互い癌治療になってから
それ前までは遠い親戚でも
会ったこともなく存在すら知らなかった
Kさんは
旅行会社に勤めていた
ツアーガイドをやっていて
日本国内だけでなく
過去にはいろんな海外にも行っていた
いろんな国に行き
いろんな思い出を話してくれた
海外の彼もいた(数年前の話)
お休みの時にも
海外旅行をするくらい海外が好きだった
その傍ら
山登り、沢登り、トライアスロンと
超アクティブ!
そりゃ体力あるはずよね
アスリートのような体型だもん
私も旅行が好きで
海外にもたまに行っていた
ツアーガイドにも興味があり
調べたこともあった
コロナ禍になってからは
旅行業界が大変だったので
事務仕事が中心になり
出勤も毎日じゃなくなっていたとのこと
しかし
職場の人たちには
一部の人しか癌治療していることを明かしていない
ウィッグ被って出勤して
コロナ禍だからマスクして
誰も肺がんとは気づかない
会社でも人がいい性格が出ていて
さらに元気な人と思われていて
悩みも無さそうな感じに捉えられていた感じ
さすがに何回も休んで
たまに長期休んで
って
怪しまれるから
ちょっと話せる人に
癌のこと話せば
軽ーく
「大したことないんでしょ」
「治るから大丈夫」
と
癌治療している人からすれば
無神経な言葉が返ってくる
そんなことを共感してあげれるのが
癌になった私の立場
話は進み
ここのところ
ツアーガイドの募集は
派遣会社によっては年齢の幅があるとのこと
いくつかお薦めの派遣会社を教えてもらった
面接行って登録して
先輩について日帰りのバスツアーからスタートして
泊まりのツアーを経験して、、
と、段階を踏めば
全国色々行けるとのこと
ちょっとやってみたくなっちゃって
お勧めしてもらった派遣会社の
メモをいまだに消せない
体力のいる仕事だからなー
と
躊躇してしまうけど、、、
Kさんの人となりを
ここにきてようやくわかってきた気がした