私ががん治療で入院している時に

遠い親戚の人もがん治療で入院

同じ部屋で出会い

そこから約3年間

共に頑張ってきた記録を

残したいと思います


共に治療を頑張ってきた人を
Kさんと呼びます





同室になり
その日のうちに彼女の入院するまでを
聞くことができた



Kさんは50代前半でした



彼女は旅行会社勤務で
添乗員さん



趣味もアクティブで



山登りをされたり
トライアスロンをしていた



だから
見た目はアスリートのような体型



入院される前に
実はハワイでのトライアスロンの大会に
エントリーまでされていたそうだ



私からはとても考えつかないような
トレーニングをしていた



毎日自宅から最寄りの駅まで車で行き
そこから電車で会社に向かう



帰りは職場から
約20キロ近く離れた
車を止めてある駅までマラソンをして帰る



そして車に乗り
近くのスポーツジムに行き
水泳をして帰るのが日課



ハワイでの大会に向けて
秒数を上げるためトレーニングをしていたが
夏頃からなかなかタイムが上がらなくなった



咳も止まらず
コーチが心配をしていたが
自分はただの風邪だと思っていたそうだ



それでも症状は全然良くならず
タイムも上がらず
見かねたコーチが病院に連れてきた



そこで発覚したのが
肺がんだった



よって
トライアスロンの大会は
キャンセルすることになった