こんにちは
あおです
2020年1月に
子宮と卵巣がんと告知され
2月の半ばに摘出手術。
リンパへの転移も見つかり
抗がん剤6回終了後
免疫療法のキイトルーダで現在治療中です。
記録として書いています。
明けましておめでとうございます

昨年は私の記録として始めた記事に
多くの方が読んでくださり
誠にありがとうございました

本年も引き続き
自分の気持ちを正直に思ったまま
書いていこうと思いますので
どうぞよろしくお願いします

1月5日
年明けてはじめての婦人科外来でした
8日にキイトルーダ8回目の治療入院があるため
今日は治療前の検査
お正月は実家でゆっくり過ごし
お酒も飲んだし



結構食べたから

血液検査はちょっと心配だった(笑)
そんな中
血液検査は6本!
約30cc×6本で180cc
でも心配はよそに
尿検査もX線も血液検査もクリア

問題なく入院できる!
その後
キイトルーダ6回分の生命保険の給付手続きに
保険屋さんに来てもらいお話した
がん保険以外の入院保険は
60日保障というものをいくつか入っていたのだが、もうその60日を超えてしまっている
だから給付金も満額じゃない

60日じゃ全く足りない
でももう10年は入れない

保険屋さんから
がんになって人生観は変わりましたか?
そう質問をされた
人生観かぁ……
正直言ってまだちゃんと答えが出ない、、、
私が抗がん剤を始めた頃は
元フジテレビアナウンサー(今はフリーの)
笠井さんが
悪性リンパ腫になり私の治療よりも
さらに過酷な抗がん剤を投与し
酷い副作用に耐えながらがんばってます!
というブログを読んで勇気をくれていた

私の場合は大きな山場を何ヶ月も連続で過ごしたわけではなく
入退院を繰り返し仕事をしながら治療
抗がん剤の副作用も酷くなく(出ないように色々やってるけど)
現在の免疫治療に至っている
免疫療法は劇的に一気にがんが消えるわけではないけど
比較的、体は楽
今も通常生活を送らながら治療をしてる
突如、皮膚疾患が出れば
あぁ私は強い薬を点滴してるんだって自覚出るけど
ありがたいことに普段は忘れてしまうほどだ

すでに今の自分にちょっと慣れちゃってるかも

今年のお正月は誰にも年賀状を出さなかったから
送ってくれた人など何人かへ
メールでご挨拶をさせていただいた

命に真剣に向き合い死をも覚悟した去年
知らない間にがんが成長していて
転移もしていて
さらに一般的な抗がん剤治療では効かないということも分かって
いろんな概念ひっくり返され
メンタル修行にもなった

そんな一年を過ごし
慣れというか…
これが私となり
普通にさらっとがんの話をしてしまってる自分がいる(笑)
今日の保険屋さんにも言われたけど
経験したことがあるか、身内や知り合いで治療を見てきた人以外は
なんて声をかけていいものか分からないし
どう接していいか分からないですよ、と。
たかだか風邪を引いても健康な方がありがたい
って思うのに、がんですもん
と言われた
たしかに
がんになって久々に会った親族からも
気を遣われてるのがすごく伝わるし
帰り際にポソっと病状を聞かれたのも
なんて声をかけていいか、ってなるよね…
って感じたしね
なかなか話せなかった友達に
「実はさー」なんて軽めにメールしたら
想像以上に重症だったのね…と
そりゃそーか(笑)
月1回ほど会うお客様たちは
私の流れを見ているから
慣れてきてくれてるけどね
でも
がんを盾にして
私は弱者ですアピールも嫌だし
かわいそうって目でも見てもらいたくないな…
でも元気アピールし過ぎても
それもなんかね…
ちょっと私の「普通」の感覚がズレてる?
そんな事をこのお正月に感じた
