こんにちは
あおです
2020年今年の1月に
子宮と卵巣がんと告知され
2月の半ばに摘出手術。
リンパへの転移も見つかり
抗がん剤6回終了後
新薬の免疫療法で現在治療中です。
記録として書いています。
抗がん剤TC療法6回を終えて
次のステップに進む
MSI-High固形がん
(高頻度マイクロサテライト不安定性を有する固形がん)
となった
新薬 キイトルーダ
「抗体PD-1抗体」
免疫チェックポイント阻害薬
この薬は
2018年
ノーベル賞 医学・生理学賞を受賞
本庶佑 先生が研究された免疫療法
ウイルスや細菌などの異物に対する防御反応である免疫はがん細胞に働きかけるが
がん細胞は自身が増殖するために
免疫の一員であるT細胞にブレーキをかける信号を送っていることがわかった
そのブレーキをかける信号は
がん細胞表面にある「PD-L1」というタンパク質が
免疫の一員であるT細胞表面の「PD-1」というタンパク質と結合することにより発信する
よって、この「PD-1」の働きを妨げることで、がん細胞を免疫に攻撃させて治療する薬を研究された
本庶佑先生はこのPD-1という分子を発見し
この研究をされてきた方で
「オプジーボ」という薬を世に広めた方
その薬の一つとして
「キイトルーダ」というのがあるとのこと
キイトルーダのサイト
3週間に1回
200mgの点滴
投与してから20日間は休む
キイトルーダの冊子(DVD付き)をいただき
薬剤師さんからの説明を受けた
が、正直なところ
まだ症例数が少ない、、、
副作用は
TC療法とは全く違い
すぐに何かが出ることはほぼないだろうと
(アレルギー反応以外は)
でも副作用はいつ出るか分からない
免疫療法なので
副作用は免疫系が多くなるかもしれない
が、出ないかもしれない
やってみないと分からない
冊子を見ながら説明受ければ
ありとあらゆる副作用が書いてあり
多すぎて読むのが怖くなる
一体どうなるんだろう…
と不安になるが
今はまだ
検査をしても20%ほどの人しか使えないという
使える人はTC療法よりも効く率が高いという
MSI検査陽性となり
標準的な治療が難しい患者にとっては
この薬が使えるだけありがたいかな