1年以上もブログ放置でしたが、本年三月を迎えて「夏」が15歳になりました。

冬の間に危惧していた病気の悪化もなく年越し&冬越しができて喜んでいます。

 

三ヶ月に一度の血液検査では、クレアチニン値は2.0~2.4mg/dL、他の数値も健常猫と変わらない、もしくは若干だけの高め数値なので良い状態を維持してます。

 

  フードを代替えしました

前回の投稿時から食欲が戻り体重6.1~6.2kgを維持してましたが、そのフードに飽きたようです。

全拒否される前にお世話になってる病院で試供品を貰い、その中から食いつきの良かった「ベッツセレクション 腎ケア BPレーベル」に代えたところ、よく食べてくれて約1ヶ月後になんと6.4kgを記録しました!

 

体重が減る前に早めのフード変更をして、それに上手く馴染んでくれて良い結果に繋がりました。

 

カロリーが若干低めですが「高カロリーのフードを少しだけ食べる」のに比べて「低カロリーでも沢山食べる」とでは、総摂取カロリーが大きく違うので、それが好結果に繋がりました。

また「活性炭入り(リンの吸着が期待できる)」なので、便秘がちのうちの子にはリン吸着剤サプリを少なく出来るのも良いです。

 

  リン吸着サプリも代換え

病気発覚からずっと使っていたシリンジ投与のリン吸着サプリは、徐々にいやがるようになり、あげる際に必ず咳き込む等、誤嚥性肺炎が怖いので「コバルジンカプセル」に代えました。

カプセル式なので量の管理がわかりやすく、通常は2カプセル/1日を経口投与ですが、私はフードに直接ふりかけてます。

ただしメインのフードが活性炭入りなので、今は1カプセル/1日です。

 

 

  実績のある医薬品も中止に

慢性腎不全のお薬として効果が認められ、実績もある「セミントラ」も投薬を止めました。

サプリと同じくシリンジ投与の際に、必ず強く咳き込むのようになり、毎日の投与ですから、いつか誤嚥性肺炎にさせてしまうかも?と危惧しての事です。

フードなどにかける等も試しましたが、気づかれてしまうので断念しました。

 

セミントラは今のところ唯一の「お薬」とも言えるので、めちゃくちゃ迷っての決断ですが、投与中止から約9ヶ月以上になり、その間の血液検査では大きな悪化を示す数値にはなってないのが救いです。

 

  時にはジャンクなフードも食べさせてます。

フードについては「夏の好みを最優先」で、腎不全ケアのスペックに拘りすぎない事に決めていて、時には療法食以外のフードも与えていて、この際も「リン吸着サプリ・コバルジン」はフードにかけても味や臭い影響ないようで助かっています。

やはり食いつきが良いので、食が落ち込んで弱った時の特効薬は、実は「療法食以外のフード」かも?と今のところは考えてます。

 

また今お世話になっている先生の「食べたくても身体がフードを受け付けない日がいつかは来るから、たまには食べたい物を食べさせるのも考え方の一つ」とのアドバイスにも助けられました。

 

しっかり水を飲んでくれている(腎不全の特徴でもありますが・・・)間は、「カロリー/価格」が安価(それでも高価です )で済むドライフードをメインにと考えてます。

やがてペーストだけ、輸液だけ、水だけの日が来てしまいますので、自ら食べてくれる日が続くように願っています。

 

今回、体重が増えたと言っても腎不全を患ってますから、もう筋肉隆々のガチムチ猫だった頃の「夏」には戻らないけど、それでも自ら食べて体重維持して、一緒に過ごせる日が長く続くようにと願っているところです。