数カ月ぶりに僕のベッドで寝るようになって喜んでいたのに、順調に食べてた筈のウエットフードをここ数日嫌うようになり食事量が1/3程度に減少。
ただでさえ一日の必要カロリー量に届いてなかったのに、このままだと痩せていくのが目に見えています。

久しぶりに病院へ連れていきました。

慢性腎不全診断後から「日々の食事量、飲み水量、嘔吐、排泄、試したフード種類、お薬など」の記録と血液検査データを持参して・・・実は今までと別の病院を受診しました。
それは不信感からとかではなく「夏の食に関して何かしらの知恵」を見つけられるかも?と言う思いからです。

初めての診察でしたが他の予約時間を押してまで大変丁寧な診察をしてくださり、かなり濃いヒアリングの後に採血検査を。
結果は「慢性腎不全で特に注視するべき項目の数値が改善」してて「今日の点滴は止めときましょう」との事でびっくり。

夏の栄養不足と水分不足がかなり気になってたので皮下点滴は絶対と予測してたら、まさかのお薬なし点滴も注射もなし!

 

フードについては「日々の強制給餌のストレスが大き過ぎる」とのご指摘をいただき、今のステージでは強制給餌を我慢して、ドライフードを自ら食べれるようにサポートを頑張る時期とのアドバイスもいただきました。

 

ウエットフード類は量の割にカロリーが低いので、夏の必要カロリーをウエットだけで満たすには今までの倍量程度が必要だったところに、その今までの量ですら食べるのが減り頭を抱えていたタイミングでした。

 

なので少量で必要カロリーを満たし「少なくとも強制給餌のストレス」が無いドライフードをまた試す事にしました。


今までは病院から帰宅後すぐに隠れていた夏が此の日は隠れずに遊びはじめて、試供してくださった初期腎不全の療法食ドライフードをすぐに食べたのが驚きでもありました。


僕の懸念してた「キャットフードのリン保有量」については血液検査結果から考え見て「薬がちゃんと機能してるのでリン除去をサプリに任せる」ようにして味気ない療法食を無理やり食べさすよりより、少しでも食いつきの良いフードを食べさせ食欲を上げる時期とのアドバイスでした。

もちろん以前にドライフードをさんざん試してほぼ絶食状態に陥り、四日間で200gも体重減少をさせてしまったトラウマもあります。

 

ですが様々な事情のある飼い主と猫との双方の立場を念頭に置きつつ、言葉を選びながら「今の段階で強制給餌に執着すると逆効果になる」との懸念や、今後の長いスパンで選択できる治療方法なども丁寧にご説明いただいたこと。

 

そして「初見で直ぐに夏の歯石を発見し、それを指で簡単に取り除いた(歯が抜けたのか?と驚いたくらいです)」こと。

動物の状態とヒアリング、検査結果から必要な事を処置し、無駄な処置をしないのをモットーにされてる先生を信頼しました。

もちろん今までの先生も同じように丁寧に診察してくださっていた筈で、私の理解が及んでいなかった事は想像に難しくないですが「私が気づきを得られた」のを「先生との相性」として重視したいと決めました。