まるででっかいキンタマだ
鉄でできてる睾丸だ
ペパーミントグリーンのタマキンが
夕陽を浴びて色を変え
なんだか綺麗だ 綺麗だろ

支えてくれなきゃ転がるぜ
億千万の魂が
22本の鉄筋に
がっちりまわりを固められ
なんだか空しいね そうだろ

ああ僕のふたつのガスタンクは
もう中身がいっぱいで弾けそう

やがてすべては終わるだろう
鉄のタンクも錆び付くさ
22本の鉄筋も
ぼっきり折れて転がって
なんだか楽しいね 楽しいだろ

ああひどい臭いだ 誰でもいいから
叩き潰してはくれないか

嫌いだろ 俺のこと嫌いだろ
綺麗だね 綺麗だよ 綺麗だよ

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詞はいつものようにマングローブ氏の手によるもの。
散歩中に見かけたガスタンクがモチーフになったというから、
これもこれで実話ネタに該当するのだろうか。

いきなり下ネタから始まる歌だけれど、
何か今までとはちょっと違うというか、内省的(?)な感じ。
だからちょっと趣向を変えようと思って
16拍子にしてみた。

怪物くんのオープニングテーマを彷彿とさせるような
小気味いい流れでAメロとBメロを作って、
さてこの続きをどうするか、と考えたとき、
ちょうど頭の中のオスとメスが上手い具合に和合したのか
サビのメロディーにベートーベンの第九を採用するというアイデアが生まれた。
するとこれがなぜか上手いことハマったので、そのまま完成とした。

サビのとこは歌のメロディーとベースラインの音がずれていて
なんとなくハモってるみたいなのが不思議な感じだなーと思って演奏しているが、
今のところつっこまれたことはない。

あと、
第九だからかなんなのか分からないが
ライブの最後にやると納まりがいい。
鬱も吹っ飛ぶいい天気
日も高いうちに支度を済ませて
外に出る 外に出る

車道横切る 僕ときみ
繋がっているのは 指だけじゃない
期待する 期待する

日射し降る公園で
子どもにはわからない
人ごみが苦手だと
踏み出せず照れるきみ

笑い合う 見つめ合う お腹すく キスをする

帰るには早い日曜日
胸のボタンをひとつだけ外す
歩きたい 歩きたい

日射し降る公園で
子どもにはわからない
人ごみが苦手だと
踏み出せず照れるきみ

笑い合う 見つめ合う お腹すく キスをする

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ぬるぬる氏によると、SMロマンチックより、
この野外露出という曲の方が先にできていたのだという。
その辺りの記憶はいつも曖昧だ。

これもマングローブ氏にが詞を作り、それに俺が曲を付けるという
いつもの作業行程で作ったはずだが、製作段階の記憶がほぼない。
曲を作ったときも、スタジオで合わせたときも
どんな風だったかまるで思い出せないのは実に不思議だ。

加入当初は時間を見つけて
1人でスタジオでドラムを叩きに行くなどの
積極性を見せていたぬるぬる氏だが
すぐにその姿勢は影を潜めた。
その代わりドラムに慣れていった。

その頃には、
俺はギターからベースへ、
マングローブ氏はバックパッカーからレスポールへ、
楽器を持ちかえた俺たちも
普通のスタイルのバンドに慣れていた気がする。

ひとつ気になるのは
アコースティックでやると思っていたぬるぬる氏が
加入当初、すぐに買ったカホンの行方だ。

さて、曲の中身はと言うと、
ちょっとした日常の恋愛風景に見せかけてはいるが
野外露出に興じるカップルの姿であるとすぐに分かるのだけれれど
とても幸せそうだ。

これがマングローブ氏の実話であるかどうかは知らないが
サビの歌詞がいいなと思う。

3コード主体の早めのエイトビートでシンプルにまとめたのだが
他の曲と違ってキーをAにしてたので
サビの部分とかの音が高過ぎて歌えない。

作ってずいぶんたってから「この音程はやっぱ無理だ」と判断し、
キーを1音下げたら歌いやすくはなったものの、
今度はコードがこんがらがってギターとベースが破綻した。

ということで、最近はほとんどやってない。
やれというならやってやるけど
本当はちょっと怖いんだよね
身動きとれず 言葉も出せず
走る激痛 脊髄反射

怒った顔が可愛いんだよね
そんな余裕はどこにもないぜ

自分じゃそうだと信じてたけど
どうやらそうじゃなかったみたい
真っ赤な部屋に閉じ込められて
歪んだ表情 艱難辛苦

本当の自分に気づいたところで
今さらやめての空気じゃないぜ

おーい お前ちょっとだけ優しくしてはくれないか
おーい お前ちょっとだけ痛くしないでくれないか
深く刺さったプラスチックのそいつはちょっと抜いてくれ

生温かい君に触れ ようやくすべてが救われた
生暖かい君を抱き 最後の最後で救われた

本当の自分に気づいたところで
二度と君には会いたくないぜ

おーい お前ちょっとだけ優しくしてはくれないか
おーい お前ちょっとだけ痛くしないでくれないか
深く刺さったプラスチックのそれはそろそろ抜いてくれ
深く刺さったプラスチックが明日の不安をかき立てる

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鉄の団結力を誇るようにみえたシャム猫不発弾だが
ひとたび亀裂が入ると、ひどくもろかった。

そんなもろもろの中でなべつねる氏が電撃脱退。
ドラムがいないので暇になった俺とマングローブ氏。
シャム猫不発弾ニート化の危機であった。

とはいえ、そんな状況は長く続かず、
マングローブ氏が昔の名前を使って
横浜から新しいドラマーを連れてきた。
名前はヌルヌル(センス○/コントロール×)という。

2011年初秋の新宿駅南口で初めて会ったヌルヌル氏は
全身をモッズ的なもので固め、
ギターは弾けるけどドラムは初めてです!
緊張するけどがんばります!
と、デビュー作のAV嬢みたいなことを言っていた気がするけど
詳細は憶えていない。

ヌルヌル氏にとにかく曲を憶えてもらうため
しばらく新曲は作っていなかったが、
スタジオで同じ曲ばかりやるのも飽きるのでと、
なんとなく投入されたのがこの歌だ。

これもマングローブ氏の実体験にかなり近いのだという。
赤い部屋とかプラスチックのナニとか、
たぶん、大須のあの店でのことだろうと想像して歌っている。

個人的には
メリハリがあって、リズムの歯切れもよくて
そこそこいい歌だと思うのだが
いかんせん、バンドでの出来が悪く
最近ではあまり出番がない。