なんか、違う意味でおもしろい記事を発見。。。。

中国人船長、「道徳模範」で表彰=尖閣沖衝突事件で釈放
時事通信 10月22日(金)14時40分配信

 【北京時事】尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で9月、海上保安庁巡視船に衝突して、日本で逮捕され、処分保留のまま釈放されて中国に帰国した漁船の※(※=簷の竹かんむりを取る)其雄船長が21日、仕事に精励し奉仕したことを理由に、居住地の福建省泉州市から「道徳模範」として表彰された。地元のメディアが報じた。


この記事を受けたYahoo!のコメントの「そう思う・そう思わない」のレスがいちばんついたのは、


テロリストを表彰して、ノーベル平和受賞者を国家反逆罪で逮捕。
この国、頭おかしい。もう、どんどん世界から孤立していってください。


でした。ここではテロリストという表現になっていますが、アメリカ側の調査によって(らしいがw)この漁船船長といわれている人物が、実は海軍大佐であったことが分かっています。

Chinese Civilian Boats Roil Disputed Waters
By EDWARD WONG
Published: October 5, 2010

BEIJING — The diplomatic discord set off by Japan’s recent detention of a Chinese fishing trawler captain points to what foreign military officials say is a growing source of friction along China’s borders: civilian vessels plying disputed waters — and sometimes acting as proxies for the Chinese Navy.

2010年10月5日のニューヨークタイムズでも、中国が海洋権益を広げるために、漁船を海軍の代用として、つまり「海上民兵(maritime militia)」にして送り込んでいる、と指摘しています。

いま、中国は日本以外にも領有権を争っている海域があります(南沙諸島や西沙諸島など)。そこでは、まず漁船が操業を始め、我が物顔をするようになると漁船の保護を名目にして「漁業監視船」が送り込まれてきます。元々は海軍で使用していた軍艦(駆逐艦など)を再利用しているもので、実質的には軍艦です。こうなると「実効支配」状態となってしまいます。

軍事的に言えば、橋頭堡を確保するための先陣が「漁船」なわけです。もちろん、裏で糸を引いているのは中国海軍、つまり中国共産党です。


アメリカからすれば、最重要拠点である沖縄の目と鼻の先に、中国の前線基地ができるような事態は避けたいですから、クリントン国務長官は9/23の日米外相会談で


尖閣諸島は日米安保条約の適用対象になる、アメリカにとって防衛義務がある

問題解決に向けた日本の努力をアメリカとしてサポートしたい


と、前原大臣に語っています。建前としてでも、日本にとってありがたい発言ではありますが、本音としては中国側への牽制、ということになるとおもいます。


貿易に関する部分、為替に関する部分、さまざまなアメリカ対中国という構図が、こうした発言の裏に見え隠れしますね。。。