入籍前日オット君が大腸がんの告知をうけました
手探りで生活をしていく中で患者家族は「第二の患者」と呼ばれるこを知りました
治療中や治療後に得たコトをブログに描いてます
はじめに
ピクシブコミックで無料で読めます。→今日から第二の患者さん
よろしければまずリンク先で3話を読んでから
こちらの記事を読んでもらえると嬉しいです
お忙しい方のために、ダイジェストで
いよいよ手術とになりまして
手術自体は大成功!
…なのですが…
いまだかつて無い状況にオット君(仮)パニックに
私って役立たずなんじゃ…!?
この話を発表してから、がん友さんや、今(昔)第二の患者さんですって方から
「自分があまりにも役立たずに愕然とした!!」
「あるある!わかるわかる!」
という話を頂くことが多くなりました。
当然、家族はお医者さんでも看護師さんでもないので
「力になれない?医学の知識もないし、そんなの当たり前じゃない…?」と思われるかもしれないのですが、この「力になれない」という無力さは結構堪えるものがありました。
いざ、一番近い距離の人間の、一番しんどい時を、一番長く見て最初に知ったことは
「驚くほどに自分自身のやくたたなさ」でした。
お見舞いの時の「患者さんが調子の良い時に顔をだす」とは違い
調子の最悪なときや、オット君が意識も混濁して普段の理性的ではない姿を見せてしまった時、
私は優しい言葉も笑顔も作れずただ慌ててしまい、
オット君(仮)をイライラさせてしまうばかりでした。
(後半は少しなれて看護師さんへバトンを渡せるようになりましたが(笑))
オット君(仮)も人を気遣っていられないほどの、パニックと痛みだったので八つ当たりも当然なのですが
(私も同じ立場なら八つ当たりの1つや2つ…いや10…100ぐらい…出るかな…)
お見舞い時間が終り、病院を出て電車に乗りながらボーっとしてると
今日はこれで八つ当たりされない、怒られない…と少しホッとしてる自分を感じ、
さらに罪悪感と不甲斐なさが襲ってきました。
当時の日記にはそれを感じている気持ちと、その気持ちを恥じる言葉が沢山並んでました。
そして、この短期間ですらそんな風に
「なにも出来ない」
「場から逃れられるとホッとしてる弱さ」
「しょうがないといえど、不当な扱いをうけた怒り」を感じて磨り減っているのに
「この先やっていけるのだろうか…?」と襲ってくる不安。
無力感、自己嫌悪、不安のフルコースでした。
力になりたい気持ちは嘘ではないのに
同時に逃げ出したい気持ちもわいてくる…。
相反する自分の感情に振り回されました
長くなってしまったので
次の更新で私がその時やってみた「こうしたら少し罪悪感とか不安感が和らいだ」方法を書きます。
宜しければ次もお付き合いいただければ
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