人は進化を止めてしまったのか・・・ | 青島デンタルオフィス院長のブログ

人は進化を止めてしまったのか・・・

エチオピアで最古のヒト属と思われる
下顎骨の化石が発見されました。

今まで ヒト属の最古の化石は
240万年~230万年前に出現した
「ホモ・ハビリス種」のもの・・・

今回 発見されたのは
約280万年~275万年前の地層から
成人のヒト属のものと思われる
下顎骨・・・



臼歯の形態やオトガイ孔の状態が
ヒト属の特徴だったのに対し
下顎の形状や歯の大きさなどは
ヒト属が誕生する前から存在した
初期の「アウストラロピテクス属」
のもつ特徴が見られた・・・

これは猿人からヒト属への進化の
過程の化石であり アフリカ大陸に
おけるヒト属の誕生について
従来より約40万年さかのぼる
画期的発見だそうです。

この280万年前のヒト属の下顎骨に
残っている歯を見ると・・・
現代でいう親知らずまで虫歯は無く
残存しているということは
歯周病にもなっていないという証拠

その他の石器時代のヒト属の化石の
歯にも虫歯や歯周病は無いそうです。

今回の発見でヒト属の歴史は280万年

280万年間 人間は狩猟民族でした。

農耕革命から現代までの歴史は・・・
たった1万年
280分の1の歴史の中に
虫歯や歯周病の歴史があり

現代病といわれる 花粉症
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎
高血圧や心臓病 糖尿病・・・
アルツハイマーや癌までも
この1万年中で発生した病気

ふと考えてみると・・・
同じ動物の中で ここまで毎日
歯を磨いている動物は人間だけ

ふと周りをみてみると・・・
一切 歯を磨いていないのに
虫歯だらけの犬や猫
歯周病で歯が抜けている
ゴリラやチンパンジーはいないのです。



このことをなぜ不思議に思わないのか
・・・

現代 歯周病は感染症と考えられています。
感染症というカテゴリーで考えると
歯周病はもっとも世界中に蔓延している
感染症としてギネスブックに載っている
そうです。

しかし・・・普通感染症というものは
感染した人と接触があったり
感染源に近づくことで感染するもの

そういうことが無いのにも関わらず
なぜ世界中に蔓延しているのか

ここもなぜ不思議と思わないのか・・・

なのに歯周病は感染ルートも特定できず
全く撲滅も出来ていない・・・これが
命に直結する病気だったら大変なことです。

ただ もう一つの考え方では
虫歯菌も歯周病菌も口腔内常在菌である
という考え・・・
腸内の善玉菌と悪玉菌と同じように
取ろうと思って取った訳ではなく
人が生活していたら自然と
入ってくるもの・・・

そう考えると世界中の人に蔓延していても
全く不思議ではなくなる分けで・・・

その細菌が悪さをする・・・
虫歯が多発し歯周病が発症してしまう

それは・・・
その細菌が異常に増えてしまったこと
その細菌が活発に活動してしまう
口腔内環境になってしまったこと

それが普段食べている食事が
原因だとしたら・・・

全てがクリアに繋がります。



人の歴史の中で
食生活が大きく変化したのは
農耕革命以降の1万年・・・

農耕革命で食生活にどのような
変化が起きたかというと

狩猟民族時代は肉食であったものが
農耕革命により炭水化物 糖質が
中心の食生活に変化

そう・・・炭水化物 糖質の摂取量が
多くなったことで
人の身体は退化してしまったと
考えられるのです。

先に紹介した現代病・・・花粉症
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎
高血圧や心臓病 糖尿病・・・
アルツハイマーや癌 全てが
炭水化物 糖質が原因ではないかと
考えられてきています。

・・・炭水化物は人間を滅ぼすのか

人間の進化は・・・
糖質が止めているのかも知れません。

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