大「ん、ん、はっ、んんんっ⋯」
何度も角度を変えて唇を貪る。
夢中でキスをしていたら⋯
カチャ
二「んあ?」
突如聞こえた無機質な音。
大「ふふ、作戦大成功⋯」
そのメイドさんの一言で漸く気付く。
二「な、なんだこれ!!!」
手錠を嵌められたことに。
大「ニノって案外単純だね。」
二「う、うるさい!!今すぐ外せ!!!」
大「だーめ。」
二「っ⋯」
グッと近付いてきた智のあまりの色気に言葉が詰まる。
肩は丸出しな上に胸元が見えてて⋯
顔もすっごい艶っぽくて⋯
二「(い、今すぐ押し倒してぇ⋯!!)」
何とか手錠を外そうとするも無理なわけで⋯
すっげぇ焦れったい。
生殺しとはこのことだろう。
二「⋯頼む、外してくれ⋯」
大「だからだめだって。今日はニノ手出すの
禁止だから。」
二「は、はぁ!?」
大「今日はね?オイラが⋯ご奉仕してあげ
る⋯」
ご主人様のために⋯と囁かれ⋯
体がゾクゾクした⋯