入院中に、デイルームでこの本を読みました。
今まで病気らしい病気をせず、入院生活と言うモノを知らずに
62歳まで生きてきました。
わ~い、血圧も高くないし、糖尿もない、通院する病気が
何にもない! って実の母や巷のシニアが薬の山を常飲しているのを横目に
お気楽に構えていた私・・・。
老いと言うものに、無頓着で向き合って来なかったのが。
ここにきて突然、救急車に2度乗り入院と再入院、胆石が見つかり
CTスキャン、MRI、エコー、血液検査などなど
あらゆる検査のオンパレードを受けたら
甲状腺の機能も低くなってるらしい。。。
その後、胃カメラの予定も入り
歳には勝てないのねぇ~、色んな臓器が
長年の使用で劣化して、故障し始めているみたいです。
人間関係の変化、体との折り合いのつけ方
心のバランス、ストレスとの向き合い方、
見た目の劣化のとらえ方、色んな変化がやってくるお年頃~。
年齢相応に生きなくても、いいじゃん~!
って思って老いを深く考えてこなかった私ですが。
病気がやってくると、流石に実感させられます。
病後の延命治療の苦しさと、残酷さ
家族は望んでいても、本人は必ずしもそうではないかも?
私も呼吸器や管を沢山つけられての延命治療は、要らないなぁ~
生きているとは、言えないし、思えないかな~と感じる。
本人が、それでも生きたいと願うのならやったらいいと思う。
今ですら、入院と検査と手術で、高額医療が発生して・・・
こんなにお金をかけて、生きていていいのかしら?と疑問が浮かぶ。
図書館の予約本が、グッドタイミングで順番が回ってきました。