ネットフリックスで、このシリーズをずーっと

 

毎晩見ていました。

 

ハイパーハードボイルドグルメリポートと言うシリーズです。

 

見ていて悲しくなったり、切なくなったり、空しくなったり・・・

 

目を背けたい気持ちにもなるのだけれど。

 

そけでも見続けてしまう、目が離せない何かがあるんです。

 

 

世界の色んな場所のバージョンがあって

 

兎に角、危ない場所ばかりへ出向いて

 

違法な生活をする人たちのご飯を見せてもらう番組なのだ。

 

違法難民とかギャングとかマフィアとか、刑務所から出てきた人とか

 

後は、貧しい国の貧しい子供たちが、何を食べているかとか

 

元兵士で今は娼婦の少女の生活とご飯とか・・・

 

 

世界には、こんな生活を幸せと言える人たちが沢山居る、

 

そのコトを知らずに、見たことも無くてショックを受ける自分が居る。

 

 

子供なら・・・ここに生れ落ちなくて良かったな、とか思うかも知れない。

 

大人の今は、何とも言えない気持ちになる。

 

 

幸せ・・・って定義が、あやふやになります。

 

今の私、住む家があって、毎日ご飯を食べられて

 

お風呂に入れて・・・それでも満足とは感じて居なくて

 

この生活は幸せです、って胸張って言える程には

 

満たされて居ない。

 

誰と比べて? どこと比べて? いや・・・比べてないけれど

 

自分の中での「これでいい」があって、そこに到達していない。

 

 

ブランドモノが欲しいとは思わない。

 

高級車とか、高級住宅も望んでいない。

 

沢山のお金とかも、必要と感じていない。

 

それでも日々の生活を、自分なりに快適に過ごす為の

 

いくつかのレベルってのがある。

 

 

まぁそれも無いモノねだりと言われれば、そうかも知れなくて。

 

 

じゃあ、世界各地の環境に恵まれて居ない

 

貧しくて明日のご飯も保証されていない子供たちが

 

幸せ、楽しい~って言えてるのは、何が違うんだ?

 

その環境とその生活しか知らないから・・・それも然り。

 

自分の今いる環境とか身の回りのモノしか知らないなら

 

もっと・・・は無いのだろうか。

 

 

テレビもネットも情報源が何も無い生活では

 

向上心とか、欲求とか目標とかを定められないのだろうか?

 

う~ん、何とも難しい問題。

 

 

それでも見てしまうのだ・・・。

 

居たたまれない気持ちになりながらも、見る事を止められない。

 

この世界の皆が、毎日ご飯をお腹一杯食べられる様になるには

 

どうしたらいいんだろう? 

 

とか思わずには居られないのが、母親と言う立場の目線です。

 

 

食べることは、生きる事だ。

 

人は、どんな時でも、どんな環境でも

 

お腹がすく、ご飯を食べる。

 

原点ですよね。