娘が生まれた時、
この細い手足が、小さな手が、か細い声が、
愛おしくてたまらなかった。

いつの日か成長して、
ひとりの女性になる。

幸せな人生を歩んでしわくちゃのおばあちゃんになって天国へ行く時、
当たり前だけど私はこの世に居ない。

だけど彼女が天国に行くその時は、
私のことを思い出して欲しいと、
娘が生まれた日、私はそんなことを考えた。

どんな姿になっても、
どんなに時間がたっても、
あなたは私の愛しい子供だから。

彼女はもう12歳なのに、
私はいつまでも昨日のことのように赤ちゃんの時の話を聞かせてしまう。

いつの話してるの?と呆れられても、
本当に昨日のように感じるのだから仕方ない。

きっと彼女が20歳になろうと、60歳になろうと、
それは変わらないのだろうと思う。