私の友人は子供のいる人が多いけど、素敵な考えをしている友人がいる。
40代になると妊娠したら出生前診断を受けるかどうか考えると思う。
そしてダウン症だったらとか色々悩んでしまう。
私もそうなった一人だった。
私の子供のいる友人の多くは一般的な考えの人が多く、「出生前診断をうけて、陽性ならあきらめる」という選択肢を考える人がほとんどだったが1人だけ全く違った考えの友達がいた。
その友達は20代で子供を出産しているけど、子供が成長する過程で障害を持ってしまった。
友達は自分の子供が特別支援学級に通っていることもありダウン症の子供と接することも多く、友達の子供もダウン症の子供と接することが多かった。
それでその友達だけは違う意見だった。
「ダウン症の子供かわいいよ。私なら産むよ。だって神様が私にこのお母さんなら育てられると思って与えてくれたのだから。」と言った。
だから友達は障害を持った自分の子供と向き合う中でマイナス思考にならずに前向きに子育てに取り組んでいる。
それは、本当になかなかできることではないし素晴らしいことだと思う。
私は子供を産むことができるかで悩んでいるけど、その友達の子育てに関する悩みも聞けば聞くほど辛くなる。
どっちが辛いとか比べられないと思う。
私が友達の立場だったらうつ病になっていたかもしれない。
障害を持っても子供を愛せるってずっとできるかな?子供がいない私は考えてしまう。
私が思う子供のイメージは元気な子供を産んで立派に成長をして将来自分の老後を見てくれるかも?というような甘い考えだ。
けど、実際は子育ては友人達を見ていても甘くない。
子育て、元気にすくすくと育てば問題ないけどそんなことはごく一部で本当に色々なことがおこる。
40代からの妊娠は「どんな子供でも受け入れる」という覚悟を持たなけばという気持ちもあるけど、やはり怖い、やはり色々な希望がでる、けど友人の言葉ではないけど、
「このお母さんなら育ててくれる。」と思って神様から託されていると思うと考える。
体内記憶の話で障害さえも選んで産まれてくるとしたらやはりそうなのかな?と思えたりする。
友人は子供に3人も恵まれている。
やはり友人の考えが素晴らしいからなのかなって考えてしまった。