アオリイカと申します。
長かった夏休みもようやく終わった~~~
今年も色々したので振り返りたいと思います。
今年の実家帰省は出発直前に祖父と母がコロナになり(!!)
1日目はホテルに泊まり、その後3泊は急遽子供二人ともども、お友達の家に泊めてもらいました
夫は毎回お留守番なり。
で、父に車だけホテルに持ってきてもらって地元の観光をしました
網走監獄
日本一脱獄が難しく、過酷な環境といわれた網走監獄。
小学校の遠足以来です。
なんたってゴールデンカムイ好きとしては聖地巡礼したかった
私は尾形推し。みんなは?
あ、でも網走監獄はフツーにめちゃくちゃ楽しい観光地なので、ゴールデンカムイ関係なく超おススメです。
まずは網走監獄に入所するときに必ず通る「鏡橋」を渡ります。
川面に映る自分に「我が身を見つめ、自ら襟を正し目的の岸にわたるべし」という意味が込められています。
ここでチケットを買って正門をくぐります。
まずは庁舎で野田先生のサインをチェック
グッズもたくさん売ってましたよ~
網走監獄の歴史などが書かれた展示を一通り見て、メインの獄舎へ。
中央の見張り台からは5つの棟が一望できます。
獄舎の中は何とも言えない匂い(臭くはないけど独特)で、それを超嫌がった次女が「行きたくない~~」と愚図るプチイラがありましたが、、、笑
こんな感じで見渡せられます。
ゴールデンカムイでは、全ての房のカギを一気に開けられるレバーがありましたが、探しても見つからず
古いけどきれいに整えられています。
房の中が入るのに若干勇気がいるけど、、、、笑
トイレがあったと思われる場所も綺麗に掃除されていて、何となくホッ。
天井にいるのは五寸釘寅吉です。
他の監獄を6回も脱獄し、塀を飛び越えたときに五寸釘(長さ15㎝)を踏み抜いたけどそのまま脱獄したという・・・。
あとは白鳥由栄(ゴールデンカムイの白石のモデル)という脱獄王も、いろんなトリッキーな方法(味噌汁で窓枠をふやかして脱獄したり)で初の網走監獄脱獄を成し遂げたそうです。
逃げたとしても冬はマイナス30度の未開の森。
ヒグマもたくさんいるし、ああ恐ろしい
ヒグマの恐怖を知るために、この事件(三毛別羆事件や福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件)は必読!!!
雑居房でご飯を食べている様子。
監獄のご飯が「クサイメシ」と呼ばれるのは、ご飯自体が臭いんじゃなくて部屋が臭過ぎて匂いが移ったようです
やらかした人用の懲罰房は外にあります。
夜に見たら恐怖。
こちらは浴場。
小学生の私の心に一番残ったのがこの光景でした。
い、いれずみ・・・・!
網走監獄には政治犯が多かったというけど
他にもたくさんの棟があるので全部見たかったけど、次女が「早く帰ろ~~~」とうるさいので最後に監獄歴史館を見ました。
この歴史館は昔はなかったような??
映像展示もあって面白かったです。
囚人が作った道路は網走~旭川までの約600㎞
特に北見峠までの約160㎞の道路工事は過酷だったそうです。
逃亡防止の鉄丸を付けてみたり、
囚人が運んだ荷物の重さをチェック
最後に、受刑者に精神的、倫理的、宗教的な指導を行うための場所だった「教誨堂」を見学しました。
ここはゴールデンカムイで、網走監獄の典獄・犬童四郎助と土方歳三が戦ったと言われる場所らしいです。
建物の装飾が「明治」って感じで素敵でした。(語彙)
それとは別に今めっっっっちゃ坂の上の雲にハマっている。
明治時代良い・・・!
今回はいかなかったけど、監獄の実際のご飯を食べられる食堂もあるので今度行ってみたいな~~
網走は遠いのでなかなか行けない方は、監獄を感じられるグッズはどうですか?
網走ビールは結構おいしいらしい
地元をあえて観光することって意外にないけど、なかなか新しい発見もあって楽しかったです。母たちがコロナに罹ったのはかわいそうだけど、怪我の功名ということで
母たちのコロナが完治するまでは実家には入れないので、まだまだ観光は続く・・・。