私は子どもの頃から顔にそばかすがありました。

加えて敏感肌ゆえ、

合わない化粧品等で肌荒れを起こしたのちにシミができたり、

とにかく色素沈着しやすいタチで、

ちょっとした傷やニキビ跡がもれなくシミになったりと、

肌に関しては昔からコンプレックスを抱えていました。


とは言え、

長い間そんな肌で生きていると、

良くも悪くも慣れてくるしあきらめの境地にも達するので、
(人生で最も大事なことは慣れとあきらめです)


透明感のあるうるツヤ肌


みたいなもんは幻想だと思っていたし、


まぁ私の顔なんてこんなもんだろ


と、比較的深刻にならずに生きてきました。
(肌以外にコンプレックスがありすぎて肌コンプレックスの存在感薄め)



ところが、


40代半ばになり、

一気に雲行きが怪しくなってきました。


鏡にうつる顔が驚くほどくすんでいるのです。

それはまるでいつぞやの時代の土器を彷彿とさせる顔色でした。




(画像拝借しました)



下地を変えたりファンデーションを変えたりコンシーラーを導入したり色々しましたが、

なにしろこちとら土台が土器なのでね、

にっちもさっちもどうにもならんのです。


自分の顔を鏡で見ては落ち込む日々。

更年期メンタルも相まって、

落ちてる時はとことん落ちて自分の顔に絶望し、

もうこんな顔で生きていたくぬわーい

と、時には涙がこぼれるほどでした。
(メンタル安定期はまぁこんなもんだろ!と気にしないで過ごせる情緒グラグラおばさん)



以前友人がレーザーでシミ取りをしたこともきっかけになり、

色々色々調べまくって、
(妖怪検索おばさん)

シミ治療への憧れの気持ちが増していきました。


保険適用外でお金のかかることなので、

私のような生産性のない女には贅沢だと、

あきらめようともしましたが、


夫に相談すると、

いいよルンルンやりなルンルン

と快諾してくれて、
(マジで神)

シミ治療に取りかかることにしたのです。


神には感謝の思いで、

こりゃあ神には足向けて寝られないな

と思いましたが、


先日夜中に目覚めると、

隣で眠る神の胴体に思いっきり私の足が乗っかっていました。

足を向けるどころの騒ぎではありません。
(無意識なので悪しからず)



そしていざ、美容皮膚科の門を叩いた私。

診察の結果、

私の肌は、

シミ・そばかす・肝斑

のトリプルパンチ状態であることがわかりました。


花粉とハウスダスト、寒暖差アレルギー持ちの私は、

顔面が痒くてつい顔をこすりまくるクセがあるのですが、

それが肝斑、くすみの原因になっているとのことでした。


治療は内服と外用薬が基本だそうですが、

私は持病があるため内服はナシにしました。


外用薬と、スキンケアの見直し、なにより顔をこすらないようにする、という治療が始まりました。
(朝晩の洗顔時以外顔をさわるな、とのこと)


そして、

レーザー治療を月に1回受け、

それをひとまず半年くらい続けることになりました。



人生初の美容医療。

うまくいくかはわかりませんが、

少しでも土器顔が改善しますように。