先日、

夫と行ったカフェで、

私にそっくりな女性に出くわした。


自分で自分に似ていると感じる人物に実際に出会ったのは生まれて初めてのことだった。


あまりにも似ていて、見た瞬間に心臓がドキッと跳ね上がった。


彼女は、

髪の色は私よりもかなり明るい茶色で、

歳は私よりも若い感じだったが、

それ以外はほぼ私だった。


顔はもちろん、全体の雰囲気、体型や洋服の感じもよく似ていた。


彼女が化粧室へ向かう時に見えた後ろ姿も、

動画や写真で見たことのある私の後ろ姿とそっくりだった。

ほんのり猫背気味な歩き方も似ている。


彼女と私は、

私の感覚では、

8割から9割くらい一致していた。


私は大大大興奮で夫に彼女の存在を伝えたのだが、

夫の反応はイマイチだった。


あぁ
とか、

いやぁ
とか、

うーん
とか、

まぁ
とか、


のらりくらりと私の興奮をかわしていた。


そして、

ま、人間を2種類に分けたとしたら同じ種類かな

などと言い出した。



私は到底納得できなかった。


こんなにも似ていると感じているのに、

2種類に分けたら同じ種類かなぁだなんて、

何を生ぬるいことを言っているのだろう。


ちょっとあんた
もっとよく見てみなよ
ほれ
そっくりじゃんか


と、鼻息フンガーで夫に食ってかかったら、


そろそろ認めないと面倒くさいことになると悟ったのか、


ヘラヘラしながら、


そうね、確かに、6割くらい似てるルンルン


と言った。



・・絶対に思ってなさそうである。



そもそも夫は人の顔を覚えたり判別したりするのが苦手だ。


テレビを見ていても、

夫が、

これってあの人だよね

と指さした人が全然あの人なんかではなく全く違う人だった、ということもしばしばある。


夫のジャッジはノーカンにしよう。


私は、

夫じゃない誰かに共感して欲しかったが、

そこらへんにいる人に、似ているかどうか見比べてもらうわけにもいかないし、

まさか彼女を盗撮するわけにもいかない。

かと言って、

私たち似てませんか&写真撮らせてもらえませんか

などとお願いするわけにもいかない。


30代と思しき彼女に、

ガッツリ40代の私がそんなことを言った日にゃ、

気分を害するに違いない。


というわけで証拠がないので誰にも証明のしようもなく、


ものすごく悔しい。