昨日、みい坊と夕方のニュースを見ていた。
ちょうど、ニノロスのファン心理のことをやっていた。
最初はショックでとにかく悲しい。
何もする気になれず、白目をむいて口から魂が出ている状態。
しばらくすると、葛藤しながらも徐々に現実を受け入れられるようになり、最終的には、ニノの幸せを心から願う。
そんな心境の変化について、
みい坊が、
人の心って動くんだ。
ママ、人間って豊かだね。
と言っていた。
私の、嵐ファンの友人は、
来客に備えていっちょ盛大に大掃除をするつもりでいたらしいのだが、
ニノが結婚したから床のゴミを拾うだけにする
と言っていた。
私は、特別何の感情もないけれど、強いて言うなら今でもほんのり、SMAPロスだ。
そして、心理、でひとつ、思い出したことがある。
先月下旬、
(頭痛が始まって数日経った頃)
脳神経外科でMRIを撮った。
検査の直前に、
検査の人に、
狭いところは平気ですか?
と聞かれた。
私は、過去にも脳のMRIを撮ったことがあるし、あの穴ぐらみたいな機械の中に入ることに対しては、
一切不安や心配はなかった。
なので、
前にも経験しているので大丈夫です
と答えた。
ところがその検査の人が、
本当に大丈夫ですか?
パニックになりませんね?
あなたみたいな30代40代の女性が1番パニック起こしやすいんですよ。
大丈夫大丈夫言ってても急にパニック起こすんですよ。
本当に大丈夫ですね?
よく見て下さいよ、ここに入りますからね。
ここに寝て検査しますからね。
と、たたみかけるように一気に言った。
私は、
このオッサンすげー勢いで喋るなぁ
と思いながら、
もう1度、
大丈夫です
と答えた。
そして、
ベッドに寝て、体と頭を固定され、機械の中にウィーンと入れられた瞬間に、
あのオッサンに言われたことを思い出し、
突然、
言葉では言い表せない、
これまでに経験したことのない、
異様な恐怖が私を襲う。
頻脈と、冷や汗と、訳のわからない不安と恐怖・・
血圧が急上昇したのか、急降下したのか、どちらかはわからなかったが、
一瞬で具合が悪くなり、
体が小刻みに震えた。
今すぐここから出して!
助けて!
と、叫びたい衝動に駆られた。
だが、
大丈夫ですと言ったからには大丈夫な自分でいたい。
あのオッサンに助けを求めるのは嫌だし、
パニックを起こしたと思われたくない。
その気持ちが勝り、
どうにか自力でこのピンチを切り抜けようと思った。
私は自分に、
大丈夫、大丈夫
と言い聞かせ、目を閉じて深呼吸を繰り返した。
何か別のことを考えよう、と、
必死で気を逸らし、
根性で冷静な自分を取り戻した。
脈は落ち着き、
冷や汗も体の震えも止まった。
でも、気を抜くと、またすぐにでもあの不安と恐怖に襲われそうで怖かった。
眠ってしまいたかったが、
穴ぐらでの検査は、
ガガガガガ
とか、
ギギギギギ
とか、
音が大きくて眠れなかった。
どうにか時間が過ぎ去って、検査が終わり、
私は無事に解き放たれた。
荷物は検査室のロッカーに入れてある。
検査のオッサンに、
忘れ物が多いから気をつけて
と言われたので、
絶対に忘れ物するもんか
と思ったのに、
靴を履くのを忘れて、検査室のスリッパのまま廊下に出てしまい、
通りすがりの看護師さんに指摘されて、
またあのオッサンのもとに靴を取りに戻る羽目になった。
それが悔しかった。
本当に、人間の心理とは不思議なものだ。
私は閉所恐怖症ではないし、MRIなんか全然平気だったのに、
あのオッサンの言葉を、
変に意識してしまったんだと思う。
暗示にかけられ、
パニックを起こした。
私だったら、あんなふうには言わない。
もしも気分が悪くなったらすぐに教えて下さいね
それでじゅうぶんだと思う。
とは言え、
同じようにオッサンに言われても、
みんながみんな私のようになるわけではないだろう。
やはり、
誰に何を言われても動じない、強い心が私には必要だ。
どうやったらそれが手に入るのかは、
皆目見当もつかないけれど。
あれ以来、
MRIのことを思い出すだけであの恐怖がよみがえるようになった。
(つまりこうして書いている今もうっすら怖い)
金輪際、穴ぐらタイプのMRIは無理だと思う。
もしもまたMRIを撮るような状況に陥ったらどうするか・・
答えは、
最新式の、開放的なタイプのMRIを導入している病院に行けばいいだけだ。
(技術の進歩って素晴らしい)
別に無理して克服する必要はないし、
代えがきくものは、
そっちを選択すればいい。
